羊雲

羊 雲

✥ 復路の羊のふんわりノート ✥

File38*メール相談を受けて②…利き目も左右する?*

*右眼・黄斑前(上)膜の手術後、1年9カ月(51才)で白内障手術をしたモノビジョン私(黄斑前膜の術後*3年6カ月)が考える、術前のハルさんの場合*-

 f:id:white-ivy:20200225152424p:plain 記事、 ハルさんから頂いたメール相談の続きです。

前記事はこちら  

hitsujigumo.hatenablog.jp

  ハルさんは、年明けに黄斑前膜の診断を受けたばかりで、この先の不安も大きいであろうに、私のブログへの掲載を承諾して下さいました。心優しいハルさんの心意気は、きっと同じように黄斑前膜の術前で悩んでいる方々に届くと思います☆

 以下、ハルさんが、更に現状を詳しく伝えて下さいました

先月頂いたメールの一部抜粋です。ハルさんが、かかっていらっしゃる眼科がどちらなのかは知りません。

私の今の現状ですが、両目で見ている分には別段不自由はないのですが

悪い方の目を気にするあまり精神的に参ってるというか、

すぐ片目で見比べる癖がでて、歪んでる視界を度々意識するので気が滅入ってるのです。

 

歪みを意識すると、両目で見ても歪みが強調されて見えるようです。

 

黄斑前膜の方の目の矯正視力は、1.0と診断されましたが

実際のことろ、0.7~0.6ぐらいかと自分では思っています。

と言うのは輪っかの空いているところの検査ですが、ぼやけていて、なんとなくこっちかなという程度なんです。半分当てずっぽうです。

 

飛蚊症(透明な微生物のような小さいもの多数やほこりのようなものが時々等)もありますし

今はまだはっきり2重に見えることはありませんが、もともと乱視もあるのでお月さまがダブってみえることはあります。

最近気づいたのですが、片目で見ると大きく見える大視症もあります。視界の右側が特に縦長に見えます。

 

黄斑前膜と診断されてまだ一ケ月ですが、発症は数年前かもしれません。

 

ハルさんと、術前の私の症状はよく似ています。 

私も、術前は気にするあまり、片目をつむってよく見比べていましたが、悪い方の目で度々見るようになると、脳がそれを意識するのか?はたまた残像として網膜に焼き付くのか?やはり両目で見ても歪んで見えるようになるので、逆に悪い方の目を度々つむって良い方の目見る癖付けをする方がいいと思います。

(そうしたところで、黄斑前膜の進行具合が変わるわけではないのですから。)

よくあるだまし絵トリックアート脳がだまされるように、良い方の視界を強調させて、脳をだます!方が、良い視界を保てると思うのです。

(私は術後患者ですが、正しい形や大きさを確認したいが為に、今は悪い方の目をつむるくせがついていますので、たまーに悪い方の目だけで見ると、こんなに歪んでいたかしら?と忘れかけているくらいです。)

その上で、両目で見た時の視界に変化が無いか?以前は見えていたものが、見えにくくなっていないか?を意識する。それでも、網膜の盛り上がりがいよいよ進行してくれば、左右眼の視界のバランスにも限界がきて、だましも効かなくなり、著しく見えにくくなってくる。日常生活でも困るようになると、手術を考えざるを得なくなるでしょう。

(以前にも書きましたが、私が具体的に一番困ったのは、財布の中の銀色の硬化1円・100円・500円の区別がつかなくなったことです。周りの明るさなどの条件によりますが、私が一番よく行くスーパーだったので、それは困りました。当時48才だった私はまだ老眼の症状がそれほどでもなく、これは老眼の進行なの?と周りを見回わし、明らかに私より高齢な人を見ても、レジで老眼鏡をかけて財布からお金を出す人は見当たらなかったので、これは黄斑前膜のせいなんだ!…と怖くなったのを覚えています。)

因みに、私が初めて診断を受けた時の視力は裸眼で1.0あり、その10か月後の手術前は矯正視力で0.7まで下がっていました。大事なのは、視力よりも見え方なのですが、矯正しても、つまりメガネをかけても0.7しか見えないほど、膜が張り着き盛り上がった網膜が視界を不鮮明にしている、ということなのです。

そして、ここでふと気になったのが、利き目です。

調べると、利き目は専門的には優位眼と呼ぶそうで、望遠鏡や玄関ドアののぞき穴を見る時に使う方の目で、スポーツでは、野球やゴルフでのスイング時や、ダーツなどに関係してくるとか。

以下は、とある眼科のブログの一部なのですが、分かりやすかったので引用させて頂きました。

視力や視野が悪くなった目が利き目だとQOV(Quality of Vision=見え方の質) に影響するとされます。反対側の目の視力が結構良くても見えづらさや不便さを強く感じます。利き目が見えづらいなら早めに手術に踏み切るなど、手術や処置の時期を判断する際に役に立ちます。

メガネを合わせるときも利き目を考慮する必要があります。例えば、片目の近視の度が極端に強いとか、左右で乱視の軸が違っているとか、どちらかの目を重視して合わせざるを得ない事態はよく起こります。そういうときには、利き目を優先して利き目がよく見えるように合わせたほうが満足していただけます。

ただ、利き目がどちらかそれほど明確でないことも多く、時間が経つとよく見えるほうの目が利き目に変わる人もいます。ですから、利き目について過剰な心配は無用です。

利き目の調べ方はこちらを参照下さい 

acuvuevision.jp

は、利き目が黄斑前膜になりました。診断を受けて数か月で視界の妙が進み、見えにくい、というより字で言うと読めないものが増えていきました。仕事や日常生活にも支障をきたすようになり、手術に踏み切りました。私も、視界の違和感から初めて診断を受けた時には、もう網膜の凹みはありませんでしたから、発症したのは何年も前かもしれません。

アプリコットさんは、(確か)利き目ではない方の目が黄斑前膜になりました。近視でメガネをかけていらっしゃいました。60代後半という年齢からくる水晶体の濁り(=加齢性白内障)もあったでしょうから、その多少の不鮮明さもあってか、黄斑前膜と診断を受けてから4年も放置されていたのです。しかし、4年も放置できたということは、4年間は両目で見た視界はそこまで悪くはなかったということでしょう。それは、黄斑前膜になった目が、利き目ではなかったことも大きいのでは?と考えます。

つまり、利き目が黄斑前膜になると、見え方の妙が顕著になりやすく進行が早く感じるのでは?ということ。

ハルさんも、私と同じく利き目黄斑前膜なのだそうです。

そして、今月頂いたメールは、以下のように続きます

両目でみると支障はないと申し上げたのですが、

最近、両目で見ててもふと一瞬ではありますが、歪みを意識することが多くなりました。

 

前髪で片目の視界が遮られたときや、特にまっすぐな線がある状況です。

仕事でエクセルを使う時や、家具屋さんで、四角四面のものが並んでいるような時です。

 

やっぱり進行しているのかなと不安になります。

 

診断されてもうすぐ2ケ月です。

次回3か月後と言われておりますので、そろそろ受診を考えていますが

このコロナ騒動で、足が遠のいているのも事実です。

 一刻も早く診察を!という病気ではありませんが、症状が進んでいるのを自覚すると不安は増していきます。かつて私もそうでした。

 黄斑前膜は、誰もが加齢によってなる白内障のように、そうそう周りに同じ病の人がいるような病気ではありませんから、術前であれば、自分にしか分からない視界の妙が進行するかもしれないという恐怖心と一人孤独に戦うことになります。

また、覚悟を決めて手術をし、手術自体は成功=膜がキレイに取れた!としても、術後すぐから数か月間は急激な網膜の戻りと共に視界は変わっていくので、脳はかなり混乱します。脳が混乱すれば、心も乱れます。術後も、その後異常がないかを定期検診しますが、片目だけが変わっていく視界に合わせて、両目で見た時の視界がどう見えているのか?までは、主治医にも分かりません。「こんな風に見えて困っているんです!」と訴えたところで、医学的にはもうどうすることもできませんが、『どのタイミングで手術をした人が、網膜がどこまでどんな形に戻れば、又数値がどのくらい戻れば、どのように見えて、どんなふうに困るのか?』は、お医者様にとっては黄斑前膜を診る上で、手術のタイミングも含め良き判断材料にはなると思います。

(しかし…全力を尽くし、高度な手術を成功させた執刀医もまた、術後すぐに喜ばれることは難しいし、その後も患者の視界が安定するまでは、共に難儀な思いをするのでしょうね。。。)

黄斑前膜は、網膜がどんなに盛り上がっていても、OCTの数値が高くても、失明する病気ではありませんし、同じ数値であっても人によって左右眼の見え方のバランスなどで両眼視した時の見え方が違いますから、患者が見え方の不便を訴えない限り、お医者様から手術を勧められることは少ないでしょう。

ここでも、やはり、両目で見た時の見え方が、一番重要だからです。

そして、手術をして、OCTの数値がある程度下がり、視力が1.0以上に上がったとしても、黄斑部の凹みが元に近いところまで戻らない限り、両目で見た時に、融像(=左目で見た物と右目で見た物が一つの像として見えること)が出来れば、(若干でも)変形して見え(私の場合は、上方に少し縦長に、例えるなら、まん丸なはずのピンポン玉が若干卵型に見える)、融像出来なければ二重に又は2つに見えるものが出てくる。(何度も繰り返しになりますが)融像出来るかどうかは、周りの明るさ、対象物の距離と大きさ、形や色などの複雑さ、対象物が静止しているか動いているかなどによるのです。

つまり、手術後に、視力が上がれば上がるほど良い!という単純なものではないのです。

でも逆に言うと、視力がさほど上がらなくても、両目で見た時の視界が良ければ=両目で見た時に、ゆがみや二重に見えるなどが少なければ、それでよいのです。

きている間は、常に両目で物を見ているわけですから、両目で見た時に不具合がないのに手術をした時、網膜の形が完全でなくても元に近いところまで戻ればいいのですが、そうならなかった時はゆがみ・二重に見える・大きく見えるなどの症状が出で、きっと不満になるでのしょう。

早期の手術の方が戻りが良い可能性はあるけれども、やはりやってみないと分からない、ということ。

かつて、アプリコットさんも度々おっしゃっていましたが…

手術のタイミングは、自分で、決めるのです。。。

 

横浜相鉄ビル眼科医院 (横浜駅西口、神奈川県横浜市西区)

ー*執刀主治医:鄭(てい)先生*-

(注:鄭先生には、ブログ掲載の承諾を得ています)

待ってました?!【上に戻る Λ ボタン】&【検索🔍】付けました!

f:id:white-ivy:20200225142710p:plain い間放置していた【ナビゲーション・メニュー・バー】の修復ができた勢いで、諸々カスタマイズしてみました!

ブログを始めて2年が過ぎ、今は月に1記事ペースですが、それでも【黄斑前(上)膜・白内障】は37記事にもなっていますし、これから回想録を綴るとなると益々増えますから、少しでも見やすいように、出来る限りのことをしてみました。

私は、黄斑前膜の術後の後遺症?で字が大きく見えるのですが、それでもこのブログの文章や各所の文字が小さいことが気になっていたので、そこを少し大きくしてみました。

…老眼ユーザーの方、これまでご不便をおかけして、ごめんなさい。

そして、TOPを全記事一覧にしました!

これが、見た目に今までと一番変わったところでしょう。

今まであまりに殺風景だったのが、少~し色味が出て、且つスッキリしました。が、パソコンだと表示される記事の頭文の文字が小さいのは、大きくできませんでした。これは、今後の課題です。

それに、何といっても!1記事平均3,000字越えの長文派の私のブログにこそ、もっと早く付けるべきだったであろう…

【上に戻る Λ ボタン】

スマホだと、画面が小さい分その存在が分かりやすいのですが、パソコンだと見逃してしまいそうなくらい、えらく右下のすみーっこに張り付いているその丸い小さいの!です。

えらいすみっこで小さく遠慮がちにしておりますが、今後どんどん使ってやってくださいね!

瞬時に、画面上部にひとっ飛び!いたします☆彡

たまたま検索してコピペしたHTMLがこれだったのですが、この、えらいすみっこ具合がスマホの小さな画面だと邪魔にならずにいい塩梅なので、まあいいか…と採用することと致しました。

カスタマイズは、これでおしまい。とっぴんぱらりのぷう。。。 

 

追記【検索🔍】も付けました!パソコンなら、右上にあるのですぐに分かりますが、スマホは記事一覧(又は記事)のに位置しています!少しのスクロールですぐに検索に行けるよう、スマホのみ記事一覧表示数を少なくしました。

長きにわたり黄斑前膜について書いていますから、私ですら「あれ?マルさんが教えてくれたメガネ屋さんの名前なんだったかしら?んー?どこに書いたかなぁ…?『複視とメガネ』かな?…ゲッ!『複視とメガネ』3つも書いてる…しかも!全部超長文…うっ…」ということに。

因みに、マルさん メガネ で検索をしたら以下のように出てきました!

 

f:id:white-ivy:20200312223823p:plain

 

是非、ご活用ください☆

…何だか私、少し勉強したらちょっこしできるようになってきたわぁ…。

こ~っぽりん 

上部【黄斑前(上)膜・白内障】から一覧を表示できるようになりました☆

f:id:white-ivy:20200225142710p:plain  れこれ、1年半以上も前になりましょうか。。。

黄斑前膜手術後発症した白内障の手術をしたのをきっかけに、上部に表示しているナビゲーションメニューバーの【黄斑前(上)膜】⇒【黄斑前(上)膜・白内障】に変えたら、そこをクリックしてもエラーになり、一覧に飛べなくなってしまったのです。

いろいろ検索して、HTMLを変えてみても、どこがダメなのか?素人の私にはどうしても直せず、そのうちにあれこれ触って他のところまで壊れたら…と怖くなりました。とりあえずカテゴリーからは一覧を表示できたので、そのまま長~い事放置していました。

しかしこの度、アプリコットさんのブログ消失により回想録を起こすため、出先でスマホにより過去記事を読み返しているうちに…スマホだと上部のナビバーから【黄斑前(上)膜・白内障の一覧に飛べないのはかなり不便!なことを実感し、再度調べているうちに、やっとのことで直せたのです !

やったー \(≧▽≦)/

私のブログは、黄斑前膜肝心要!なのに、長い事スマホユーザーさんにご不便をおかけして、ごめんなさい。

この記事は、これでおしまい。どんとはれ☆ミ

File37*メール相談を受けて…改めて考えた!手術のタイミング*

*右眼・黄斑前(上)膜の手術後、1年9カ月(51才)で白内障手術をしたモノビジョン私(黄斑前膜の術後*3年6カ月)が考える、術前のハルさんの場合*-

 f:id:white-ivy:20200225152424p:plain 先月、見知らぬ方から黄斑前膜についてメール相談を受けました。

そんなことは初めてで大変驚いたのですが、実は私も知らなかったルートからでした。そして、頂いたメールで初めて、同士だったアプリコットさんのブログが、昨年の12月15日のyahoo!ブログサービスの終了により消えて無くなってしまったことを知ったのです。

 yahoo!ブログサービスの終了はそれこそ、yahoo!ニュースで見た記憶はあるのですが、アプリコットさんのブログが消える!というところにまでその時は頭が回りませんでした。今、普通に考えれば、そりゃそうよね!と思うのですが、あの頃は週6勤務真っ只中でしたから、何の余裕もなかった。それに気付いていれば、少しは回想録としてバックアップを取れたかもしれないのに。。。

アプリコットさんのブログは、更新は終了されていましたが黄斑前膜の情報としてそのまま残して下さっていたのです。私とはまた違うパターンの黄斑前膜の術前・術後の経過がOCT画像と共に詳しく載っていて、私も私自身の術後すぐからこのブログを上げる術後1年3カ月までを共に励まし合いながら報告させて頂いていた貴重な記録であり、大切な思い出でもあったので…本当に残念です。。。

全く、なんてことでしょう!

でも、無くなったことを知ったからには、回想録を起こさねばなりませんね。追々。

アプリコットさんのブログアドレスを過去記事にいくつか載せていたので、その修正と共に

 f:id:white-ivy:20200225152424p:plain 黄斑前(上)膜・白内障

f:id:white-ivy:20200225142710p:plain フリー

とに色分けをしてちょっこし見やすくメンテしてみました ♪ 

上部メニューバーの【黄斑前(上)膜・白内障】から記事一覧に入れないのがどうやっても直せないので、せめてもと思いせっせと工夫しました。)⇒その後、直せました!

さて、本題のメール相談です。

私はドクターではありませんから、同じ病気で手術をした患者としての経験から伝えられることを答えました。むしろ、この病気の見え方の妙は、それを経験した患者にしか分からないですから、ドクターとは違う観点から力になれることがあると思うのです。何より、不安になっていらっしゃる気持ちは痛いほどよく分かります。

ご本人には、お名前を明かさずにブログに上げさせて頂く許可は頂きました。

以下、(仮名)ハルさんからのメール相談の一部抜粋です ⇩

(年明け、新春に訪れて頂いたので、春=ハルさんと致しました)

私の黄斑前膜は今年に入ってから視界の歪みに気付き、慌てて受診したところ診断されました。OCT画像では、黄斑部の凹みはなかったです。

 

両目で見ると特に不自由はないですが、片目で見ると、視界の全体(特に右上部)が波打っています。

気にすると日に日に悪くなっているような気がして不安が大きく手術を検討しているところです。

 

近視でコンタクト使用の上、老眼もかなり進んで近くのものは老眼鏡をかけております。

 

仕事は事務で主にパソコンや書類作成などです。

50代後半なので、手術するのであれば白内障手術もすることになるかと思います。

 

手術しても、完全には歪みは取れないとは承知しておりますが、

術後、今以上に歪みがひどくなったり不自由になったらと怖くなりました。 他の方のブログで手術を後悔したとか、術前よりひどくなったとかの書き込みを数件、目にしたこともあり)

ハルさんから頂いたメールを読んで、今までの記憶を振り返り、おおいに考えさせられました。そして、私自身が4年前、他院で黄斑前膜の診断は受けていたものの手術など怖くて怖くて…不安ばかりがどんどん増していったあの頃を思い出しました。

ハルさんは、「日に日に悪くなっているような気がして不安が大きく手術を検討している」けれど「術後、今以上に歪みがひどくなったり不自由になったらと怖くなりました。」と手術を迷っています。

術後1年半頃、手術のタイミングについての考えを述べました。⇩

hitsujigumo.hatenablog.jp

 私自身がぐずぐずしていて(といっても数か月ですが)診断を受けた時にすぐに手術をすれば、もっと回復が良かったのでは?との思いがあの頃は強かったこと、アプリコットさんもまた4年も放置せずもっと早く手術していればもっと回復が良かったかもしれないとおっしゃっていたからです。

 

でも、今は、早く手術をする方が見え方良くなる!という単純なことではないと思うようになりました。

 

同じ黄斑前膜の診断を受けている我が友のヨナや同士だったアプリコットさん、そして自身のその後の経験から、そう思うようになったのです。

ヨナのことはFile3~7に載せています。

hitsujigumo.hatenablog.jp

hitsujigumo.hatenablog.jp

hitsujigumo.hatenablog.jp

 ヨナは、あれから2年経過した今も見え方が変ではないので経過観察を続けています。ヨナのOCTを見ると、黄斑部は角ばっているもののしっかり凹んでいます。ヨナは、社会人になりパソコンを使うようになってから視力が落ちましたが、メガネはかけておらず、運転免許がメガネなしでぎりぎり更新できている程度。それまではとても視力が良かったのです。

そして、60代後半・近視でメガネをかけていたアプリコットさんは、黄斑前膜と一緒に白内障の手術をしました。術後すぐは急激な視界の変化に混乱が大きかったものの、その後は見え方に慣れていきすっかり安定されていました。しかし、黄斑前膜の手術から1年後?くらいにもう片方の白内障の手術をし、両目ともハッキリ見えるようになったことで、両目の視界が主張するようになり、特に横書きの文字が二重に見えて読み辛くなったと再び困ってしまいました。アプリコットさんのOCTは数値自体は私よりもぐっと低く、フラットな形でしたが、確かにどちらか片方に下がったような形をしていました。縦書きの文を読むのは平気だけれど、横書きの文は片方に下がって見えるので読みずらいとおっしゃっていました。また、舞台を見に行った時に、役者さんの頭ばかりが大きく見えてバランスが変でがっかりした、とも。それでも、しばらくすると見方のコツが分かるようになってきた!と乗り越えていかれました。

(そのコツとは、サラッと見る!アプリコットさんはおっしゃっていました。それ、私もよく分かります。私も二重に見えるものがありますが、じっと見ていると、じわっと二重になるのです。TVなどの動くものは二重になりにくい。つまり、脳の画像処理が追いつくか、追いつかないか、のようなのです。よって、複雑なものは二重に見えないけど、単純なものは二重に見える。しかし、変形している黄斑部は視界のごく中心部分なので、視界全体がごちゃごちゃと二重になるわけではない。そして、それは周りの明るさや見る物の距離と大きさによって変わります。明るい方がよく見えるので、視界の妙も顕著になりますから、室内よりも外の方が視界の妙がハッキリします。見る物の大きさが視界の中心部分にちょうど入って融像(=左目で見た物と右目で見た物が一つの像として見えること)ができれば、大きく見えます。アプリコットさんが舞台の役者さんの頭が大きくみえたように。融像出来なければ、二重に見えます。)

このように、術後の見え方は、術前よりも条件によって変わってきます。

私自身もその後白内障の手術をしたり、モノビジョンになったりと見え方が変わっていくにつれ、両目で見るという視界の複雑さを身を持って知ったのです。

そう、大事なのは両目で見た時の視界なのです!

ハルさんは、今「両目で見ると特に不自由はない」とおっしゃっています

黄斑前膜の診断を受けて、黄斑前膜の方の目で見たときに歪みがあったとしても、両目で見た時の視界がほぼ正常ならば、脳内で左右の視界のバランスが取れているということ。ならば、その視界を保った方がよいと思うのです。

ヨナのように、症状がなかなか進行しない人もいるのですから、今両目で見えている視界を大事にしてほしいと思います。

勿論、定期検診でOCTの数値や形の変化に気を付けながら、両目で見た時の視界が奇妙になってきたら、手術を考える。

 

私は今、網膜の凹みがわずかにできているにも関わらず、黄斑部の凹みはなかったと言っているハルさんよりも、両目で見た時に二重に見えるものがあったり、縦長に大きく見えたりしているということは、ハルさんも手術をして膜を取る視界が鮮明になり、網膜がしっかりと戻らない限り私やアプリコットさんと同じような症状が出る、ということだと思います。

他の方のブログで手術を後悔したとか、術前よりひどくなった」というのは、膜を取ると網膜はある程度戻って行くけれど…

膜が無くなくなった分、視界が鮮明になる。

同時に白内障手術をすれば、より鮮明に見えるようになる

今まで膜があることによって、且つ水晶体の経年劣化による濁りによって、見えにくかったものが見えるようになる。

から

「以前よりひどくなった」…「手術を後悔した」となるのだと思います。

つまり、術前から、『歪み』や『大きく見える』などの状態まで 網膜は盛り上がっていたのに、張り付いている膜や水晶体の濁りによって見えにくかった、のが鮮明に見えるようになった、からなのです。

張り付いている硝子体の膜が、硝子体の縮みと共に網膜を引っ張り、盛り上げているのです。膜を取れば、引っ張っているものが無くなりますから、網膜は戻っていくのです。その理屈からも、OCT画像からも、以前よりも網膜が盛り上がる、ということはありませんから。

私も、術後1年近くは気持ちのアップダウンが激しかったですし、見え方というのは起きている間中ずっと視界が目に入ってくるのですから、気が変になりそうになるのもよく分かります。1人で部屋にいて、その視界の妙に突然涙が止まらなくなったこともありました。

でも、それもきっと、日にち薬とともに、自分なりの見方のコツが分かってきて、変わってしまった自分の視界と折り合いをつけられるようになる時がくると信じて、頑張ってほしいです。

 

どの病院のHPにも『黄斑前膜は即手術というわけではなく、見え方に不便が出てきたら手術を考えましょう』と書いてあるのが、ようやく分かりました。

今までは、なんでこんな呑気なこと言うんだろう?手術のリスクがあるから?と思っていましたが、両目で変ではなく見えているなら、それができるだけ長い方がいいということ。

 

 私の場合は、視界に不便を感じるようになって、これ以上見えないのは困る!というとこまできて手術をしたので、術前は見えなかったものがすぐに見えるようになり手術して良かった!となりました。但し、今まで見えにくかった歪みや大きく見える・二重に見えるなども一緒に出てきました。それでも、私もアプリコットさんも手術をして良かったと思っています。

もっと早く手術していれば、もっと回復が良かったのでは?と何度も思いましたが、初めて異変を感じ黄斑前膜の診断を受けた時には既に凹みは無かったですから、あまり変わらなかったかもしれません。むしろ、異変を感じしばらくは視界の妙もさほどなかったので、そこで慌てて手術をしていたら、術前よりも見え方が悪くなった!となったかもしれません。

こればかりは、そうしてみないと分かりませんから。

 

手術をして膜を取り、白内障手術まですれば、必ず視界は変わります。

そもそもが、完全に元通りにできる手術ではないのだから。

でも、網膜の戻りは、自分自身の力!

2~3年もの時間をかけて戻っていく可能性があります。

自分を信じて、頑張ってほしいです☆彡

 

横浜相鉄ビル眼科医院 (横浜駅西口、神奈川県横浜市西区)

ー*執刀主治医:鄭(てい)先生*-

(注:鄭先生には、ブログ掲載の承諾を得ています)

File36*年賀状で気付く!…石の上にも3年が過ぎて*

*右眼・黄斑前(上)膜の手術後、1年9カ月(51才)で白内障手術をしたモノビジョン私の場合*ー(黄斑前膜の術後*3年4カ月)

 f:id:white-ivy:20200225152424p:plain 支の始めの子年、令和始めての年明けを今までよりも澄んだ気持ちで迎えました°˖✧

 私には、元号が変わったことも気持ちをリセットする良い助けになったようです。

実は、昨年末に風邪?をひいて5日間寝込んでしまいました。熱は出なかったのですが、のどの痛みに始まり、鼻水・せき・関節痛・頭痛が酷くてご飯を作ることも食べることも出来ず、ずっと横になっていました。この尋常じゃないしんどさは、熱が出ないタイプのインフルエンザかも?と疑ったときには、薬が効くと言われている48時間を過ぎていたので、ひたすら寝ていましたが…本当にしんどかった。

そもそも発症して48時間以内っていうけれど、発症というのがいつなのかがよく分からない。私はのどから風邪をひくタイプで、今回ものどの調子が悪くなり明らかに風邪をひいたと思いました。2日間は仕事に行く体力がありましたが、3日目にダウンしました。発症というのが、のどの調子の悪さを言うのであれば、3日目の朝、起き上がれないくらいダルかったこの時に病院に行っていれば、もしかして薬が間に合ったかもしれませんが、一人で病院に行く体力はありませんでした。今までの風邪なら、横になっていたらいつのまにかぐっすり眠っていて、熱があれば汗をかいて熱がひいてスッキリ!という治り方でした。今回は横になっていてもぐっすり眠れるわけでもなく(体温計が見つからなかったので正確には分からないのですが)感覚的には熱は無いのに、尋常じゃないダルさと、鼻水・せき・関節痛・頭痛で丸5日間苦しみました。

私がダウンするとようやく動いてくれる旦那が作ったタマゴ粥(これが結構おいしい)を少しづつ食べ、インフルエンザを疑いながらも特に隔離されることもなく過ごしましたが、旦那や息子にはうつりませんでした。

…おかしい。旦那や息子よりも、うがい・手洗いをちゃんとして、規則正しい生活を意識して、食事のバランスに気を付け、サプリも飲んでいるのに!

…いや、おかしくない。ただ単に、働き過ぎなのだ。例え責任の重い仕事でなくても、もう少し休みが欲しいと思いながらも言い出せずにズルズルと仕事をしていたから、抵抗力は落ちていき、諸々の対策を越えて疲弊し、ついに身体がダウンしたのだ!!

…はちみつレモンパワーも効かないほど…。

と、こうしてようやく、今後は頑張り過ぎずに、休みを申請する決意が固まりました。

そして今月は、後半2週に渡って久々に連休取得!連休初日、明日も休みか~♡と思うと身体の力は抜け自然と笑みがこぼれます。連休明けは心身ともに満足したようで、簡単な仕事にも気持ちが入りました。連休って、大事!週休2日制に支えられて、社会は回っているんだなあと、改めて休息の大切さを身を持って実感します。

夏季休暇も連休でしたし、年末年始も今年から長くなり12日間の連休でしたが、寝溜めは効かないというように、体力を継続させるには毎週毎の休息が大事なのです。…多くの社会人は週休2日制なのが羨ましくもありますが、これも自ら選択したこと。Wワークのどちらもシフト制ゆえ、きちっと週休2日という訳にはいきませんが、連休の大切さを大いに実感し、その余裕から、こうして久々にブログに向かえているという訳です。

まあそんな昨年末の中、 今回も文字ビッシリ!728字年賀状を書きました。

(それって、400字詰め原稿用紙に約2枚分だわ…。子供の頃は、作文も読書感想文も苦手で何をどう書いていいのか?本当に頭をかかえていたのに…。子供の頃は人生経験が少ないからか、読んだものや実際に経験したことはそのままを吸収するだけでいっぱいいっぱいで、それに対して思うことは面白かった!とか、驚いた!とか、大変だった!というような一言だけで、それを掘り下げて文章に起こしていくやり方が分からなかった。だけど、大人になって経験を積み、比較の材料が増えたからこそいろいろと思うことが出てくる。作文や読書感想文は、大人にこそ向いている。だから、フェイスブックやブログが流行って止まないんでしょうねぇ。)

さて戻り、今年の年賀状は、去年までとは大きく違いました。

黄斑前膜になり手術をした時から3年間、家族の近況と共にの事を一生懸命書いてきました。

今年もまず息子が二十歳になったことで始まり近況を綴ったあとで、黄斑前膜の術後3年が経過したことを書き始めたのですが…文章が止まってしまいました。数日放置しても続きが書けません。

そして、気が付きました。どうやらもう、それは私の中で取り立てて訴えることではなくなったのだと。

石の上にも3年。…冷たい石の上でも3年も座りつづけていれば暖まってくる、という継続は力なりを意味することわざが、体感として広義に深く身に染みたようです。

今年、弟から届いた年賀状の姪っ子の顔が、上方に縦長に引き延ばしたように見えました。対面する人の顔は正常な左眼で見ているのでまあ普通に見えるのですが、近距離かつ範囲の狭い写真は右眼で見ているので縦長に大きく見えます。それにより字が見やすくなるというのはメリットで、他の物も特に違和感なく見えるのですが、人の顔というのは頭・輪郭・目・鼻・口と絶妙なバランスで成り立っていますから、上の方だけ縦長に引き延ばされるとやはり変なのです。その事実を普段はあまり意識していないので、知らない人だとそういう顔かと思ってしまうのですが、知っている人だと、変なことに気が付きます。なので、姪っ子の写真を見て、そうだった!そうだった!と左眼に老眼度数の入ったメガネをかけて右眼をつむり、改めて姪っ子を見ると…その丸みを帯びた本当の顔形がかわいらしく見えて、ふふふ、と嬉しくなったのです。

今までは変な顔に見えた途端、はっと思い出したように、そのどうしようもない事実にじんわりと悲しくなっていました。

この見え方は他人に見せることができませんから、理解してもらうのが難しい分、自分で自分に鼓舞し続けてきました。他人からもそれは全く分からないし、それを知っている家族でさえ私が特に不自由していない様子から継続して心配してくれることはありませんでした。自分にしか分からない視界の妙にいかに折り合いをつけていくか、気持ちは徐々にではなく、365歩のマーチの如く ♪ 3~歩進んで2歩下がる~ ♪ 随分と行きつ戻りつしながら日にち薬は、3年の年月を越えてようやく効いてきたようです。頭では感傷的になっても仕方ないと十分に分かっているのに、心がそれを本当に受け入れるのに3年かかったということでしょう。。。

毎年の年賀状に、それを凝縮した気持ちが表れています。遠くにいてなかなか会えない親戚や旧友に、年賀はがきという小さな紙面に、1年分の思いを込めて書いています。

いざ、ドーンと披露いたしましょう!

黄斑前膜の術後から3年分の年賀状は、の事を詳細にビッシリ書いています。haha!

 

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 術後4カ月頃の不安定な時期酉年なので、幸せの青い鳥に祈る気持ちを込めています。なんだか横浜相鉄ビル眼科の関係者かのように推していますが、 他院にかかっていた術前、手術が怖くて怖くて、術後の事に対しても不安でいっぱいだった時に、光り輝いて見えた横浜相鉄ビル眼科のHPを見つけた嬉しさと、その後手術が成功した喜びとで興奮冷め止まぬ中、術後の回復に向けて力が入っている頃ですからね。hahaha !

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 ⇑ これは、2年前にこのブログを始めた時にも、ファースト記事で息子のことを取り上げ載せています。既に白内障の診断を受けていたのですが(ブログには書けても)親しい人にそれを明確に伝えることはできませんでした。

 

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私の術後3年目と、旦那のポケンモンGO!3年目が重なっていることに、今、気が付きました。haha。そして、今年の年賀状です ⇩

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の事は一言も書いていません°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

…しかし、いくら文章中心の年賀状だからって、相変わらずデザインのセンス!

ないなあ…。。。

 

横浜相鉄ビル眼科医院 (横浜駅西口、神奈川県横浜市西区)

ー*執刀主治医:鄭(てい)先生*-

(注:鄭先生には、ブログ掲載の承諾を得ています)

週6勤務と共働き ―*金を追いかける人生なんてつまらん*ー

f:id:white-ivy:20200225142710p:plain 週6勤務になってから半年が過ぎました。私が正社員だったら、週6勤務が続くなんてことは会社の労務管理上、通常はあり得ません。2つの会社と派遣契約をしているため、合わせて週6日出勤になっているのです。

どちらの仕事もシフト制、つまり交代勤務で、一方の仕事は繁忙時には多くの人員を求められ、閑散時は少なくなるという非常に不安定なものなので、2年前、旦那の扶養から外れる契約に変えた時に、少しでも収入を満たすためにW契約を始めたのです。今は繁忙時で人員不足だからなので、これが永遠に続くことはないのです。しかし、今回予想以上に長引いていることがブログの更新にも影響しているという訳です。ブログを綴ることは、私の文化的な時間。生活のためだけに時間が過ぎ、文化的な時間がなかなか持てないのは心に良くありません。

それにしても、W派遣で週6日も働いていても、そもそもがアルバイトと変わらないような時給なので、収入面だけを見ると本当に悲しくなります。でも、派遣会社や派遣先の社風や人材、その他諸々が性に合っていて嫌なことが少なく心が楽だから、時給が安くても続いています。だけれど、時給の安さというよりも、責任も少ない分やりがいもないのが物足りなくなる時もあるので、転職を考える波は時々やってきます。息子が大学生になり、毎日真面目すぎるくらいにちゃーんと大学に通い、もう私はご飯を作って見守るだけ…になってからは特に。黄斑前膜と白内障の術後の見え方が安定してきた証拠でもあるのでしょう。今でさえ家事との両立にヒーヒー言っているのに、転職が年齢的には年々厳しくなってきているのも分かっているのに、私、このままでいいの?と自分に問い続けています。。。夕方に再放送している朝ドラの過去放送分『ゲゲゲの女房』を録画して観ているのですが、先日の放送で、好きで漫画を描き続けているけれどいつまでも貧乏な息子・茂に対して、文芸好きな父が「金を追いかける人生なんてつまらんからな」とサラッと言ったシーンで、そーよねー!とTV画面に向かって大きくうなづいてしまいました。

そんなこんなの出勤6日目の帰宅時、電車に揺られ、しばらくは読書(これも大事な文化的な時間☆)により本の世界に飛んでいるのですが…カウントダウンのように我が駅が近づいてくると、今日の夕飯何にしよう?…と一気に現実に引き戻され、冷蔵庫に何か残ってたかな?買い物した方がいいかな?とまずはスーパーに立ち寄るか否かの2択に迫られます。買い物自体は割と好きなのですが、週6勤務になってからは、毎日買い物をするとつい買いすぎてしまう、買い物に行く分やはり帰宅時間も遅くなり疲れも増す、という理由からスーパーに行く回数を減らすようにしています。家事は年中無休!ですから、細々とやっていかないと身体が持ちません。よって、夕飯づくりが終わるまでは、ようやく明日は会社休み(…ホッ…) という開放感はやって来ないのです。それも、週6勤務が長引いてくると、…本当に明日休みよね?とカレンダーをじっくり確認したり、休みの日は当然目覚ましをセットしないのですが、朝になると…セットし忘れた!?とハッとするように目覚めて…あれ?今日休み??となることも…。

せっかくの休みもそんなスタートだったり、晴れていると気持ちいいのですが、シーツも洗濯しなきゃ!と2回目の洗濯や掃除や片付けなどであっという間にお昼になります。家事がひと段落した昼過ぎに、昼ご飯を食べながら録り溜めた朝ドラを観ていると…まったりしてきて、少し眠くなりゴロゴロと食休みしていると、あ~今日はお休みなんだ~ とようやく休みの実感が湧いてきて幸せな気持ちになるのですが、その時にはもう3時くらいになっていて…夕飯を作り始める時間まであと3~4時間しかない!…休みがもう1日ほしい…(;´Д`)と悲しくなるのです。

なので、休みの日はいっそ時々は雨の方が、今日はシーツは洗濯できないな…と家事のエンジンがかからないと他のことも今日はいいか、と朝からまったりを決め込めたりして、今日は休んだ~と思える時間が長くなります。私は、雨の日に1日家の中で過ごすのが好きです。静かな雨音のせいか時間がいつもより長くゆっくりと感じて、とても落ち着くのです。

そんな中でも、先日久~々にと2人でご飯を食べ、いろいろと話しました。年子の弟とは子供の頃からよく遊び気が合うので、今でも話が弾みます。

弟の娘はまだ3才ですが、お嫁さんの産休・育休後に1才8カ月から保育園に通っている共働き世帯です。制度としては2才の誕生日の前日まで取れる育休ですが、前倒しで保育園を申し込まないと実態としてはなかなか入れないのだとか。生後8カ月の時に初めて申し込んだときは全部落ちて(この時は、まだ歩けもしないのにもう預けるの?とうちの両親と私はひどく心配したのですが、落ちたと聞いて安心しました)でも結局その1年後の4月、1才8カ月の時に第11希望の保育園にようやく受かったのだとか。それにしても第11希望…って!?なんでも布おむつじゃないとダメな保育園なので洗濯が大変なのだそうです。共働き世帯にとって洗濯物が多いのは確かに大変ですから、第11希望も納得です。弟は48才でようやく子供に恵まれたので、60才で定年を迎える時に娘はまだ小学6年生です。その頃には65才定年になっていたとしてもまだ高校生ですから、弟より8つ下のお嫁さんの正社員としての稼ぎがその後の学費を支えることになるので、必然的に共働きを続けるしかないのでしょう。

私の職場でもイマドキの30代は共働き世帯がほとんどで、ご主人が出社前に子供を保育園に連れていき、早く帰れる奥様が夕方迎えに行くというパターンが多いのだとか。私が出勤するときも小さな子供を連れたスーツ姿のパパをよく見かけます。ご主人が子供を連れて家を出た後も、奥様は決してゆっくり朝食を食べる間もなく洗濯や夕飯の下ごしらえをし、忙しくバタバタと追って出社する、のでしょうか?

弟の場合は、今の勤務地が通勤に2時間かかるので送迎は全部お嫁さんなのだとか。お嫁さんは育休後は近い勤務地に異動させてもらえたようで、仕事後に娘を迎えに行っても6時には家に帰り着き、6時半には夕飯、7時過ぎに入浴、8時過ぎには子供と一緒に就寝、という見事に規則正しい生活を送っているとのこと。弟はというと、たまに定時ダッシュで帰れても帰宅は8時になるので、間に合えば娘におやすみが言えるのだとか。お嫁さんは毎朝4時半に起きるためそのまま娘と一緒に8時に就寝するので、弟は1人で準備してある夕食を食べビールを少し飲み、洗濯機のつけ置きだけセットして、入浴後お風呂の栓を抜いて洗うとこまでして寝ることになっているらしいのだが、ちょっとソファーに座るとそのまま寝てしまうらしく、お嫁さんが心配してちゃんと布団で寝て欲しいというのだけど、残業で遅くなった時など度々気が付くとソファーで力尽きているのだと。お嫁さんは毎朝4時半に起きて掃除、洗濯干し、夕飯の下ごしらえ、朝食の用意をして家族を6時に起こし朝食を済ませ、弟が7時前に先に出勤した後、娘を保育園に連れていき、出勤…。

… これを聞いて思ったのは、なんと健康的で規則正しい早寝早起き生活!お嫁さんと娘は睡眠時間もしっかり取れていて、素晴らしい!平日の夜は1人飯になる弟はちょっと寂しいかもしれないし、お嫁さんも平日は自分の時間が持てないかもしれないけれど、何だか、その、お嫁さんの見事な規則正しき早寝早起き生活が、私はとっても羨ましくなってしまいました!!

私も、早寝早起きして朝活!してみようかな?という気持ちになりました。というのも、私は早起きが苦手で、寝る時間はその日の疲れ方により決まっておらず、寝起きが良くないので7時に鳴る目覚ましを何度もスヌーブさせ、この頃は7時20分頃にようやく起きて、洗濯やお弁当作りに朝食と時間に追われながら済ませて家を出、結局毎日駅まで小走りになるという悪しきパターンから脱却したい!とずっと思っているのです。

早寝早起きして、掃除や片付け、天気の良い日ならシーツも洗ったり…毎朝ちょこちょこ家事をしていれば、休みの日にまとめてしなくてもよい!その分休みの日にゆっくりできる時間が増えて、例え週休1日でも休んだ~(*´ω`*)~という満足感が増しそう ♪

よし!これから10時に寝て6時に起きよう!そうすれば、8時間睡眠は確保しながらも、1時間は余分に家事ができる!!…と目標高く気合を入れている横で息子に「絶対無理!」と言われ…これから寒くなると布団から出るのは確かに辛くなるなぁ…と自信を失いそうになりながも、いや、だからこそ、本格的に寒くなる前に体内時計をリセットするのだ!!

はて弟よ、買い物はどうしているの?と聞くと、土日は買い物に行ってまとめて作ったものを冷凍したりもするけど、食材の宅配も週に2回使ってる、と。「オイシックスのキットなら食材もカットしてあるし、レシピもついてるからタカ(息子の名)でもできるんじゃない?」と勧められました。ビールなどの重いものはネットスーパーを使ってるけど、前々から興味はあったがキッカケがなかった生協系…いよいよ私も始めようかな?…と、比較サイトやHPを見てみるもいろいろあって、迷う!秋の夜長…あ!もう早く寝~よう☆彡

(今頃は弟のお嫁さんも姪っ子も夢の中…。朝晩が日に日に冷えるこの季節、弟よ!ソファーでダウンはあかんぜよ!!)

File35*石の上にも3年☆彡右眼・黄斑前(上)膜の術後3年経過*OCT画像付き

*右眼・黄斑前(上)膜の手術後、1年9カ月(51才)で白内障手術をしたモノビジョン私の場合*ー(黄斑前膜の術後*3年1カ月)

 f:id:white-ivy:20200225152424p:plain いつまで続くのか?週6勤務。私がゼイゼイ言っていると、息子は「嫌なら断ればいいじゃん!」と簡単に言います。私が息子くらい若かったら、キッパリ断っているでしょう。派遣とはいえ、もう7年もいる会社です。こちらの事情を受けてもらったこともあるし、会社側の事情も分かる。無下に断れない年齢になってしまったのです。

77才の母に週6勤務が続いていることを言うと、あんまり無理しないようにね!と言ってくれるかと思いきや「仕事できるうちにしといた方がいいよ」と意外な言葉が返ってきました。学生の頃、私が「時間がない~!」と泣き顔で試験勉強をしているのに「早く寝たほうがいいよ」などと言っていた母。思えば、母から「勉強しなさい」と言われたことはありませんでした。なのに…。

私が就職した時は週休2日制が始まってすぐの頃でしたが、大学生の時は土曜日も授業がありました。私が高校生の頃までは、父も土曜日に仕事に行っていたのです。だけど、父は仕事から帰ってきたら母が用意したご飯が待っていました。公務員だった父は早く帰ってきていたので、毎日家族そろって夕飯を一緒に食べていました。私だって、週6勤務でも、帰ったら誰かさんが作ってくれたご飯が待っていて、休日は何ーもしなくていいなら、ここまでゼイゼイ言いません。

でもまあ、ハチミンレモンパワーでなんとか疲労を回復させ、消えた、いえ、自ら消してしまっていた画像の復活作業も、思わぬ台風休暇中に天候にハラハラしながらも終了させることができました!

(今更ですが、原因は何のことはない『はてなフォトライフ』から同じ写真はもう使わないもの!という理由で消してしまったからでした。一度貼り付けた画像は、文字がそこにずっとあるように、画像も記事上で消さない限りはずっと張り付いているものと思っていたのです。『はてなフォトライフ』から削除するときに「アップしている記事からも消えてしまいます!」というポップが出れば、多くの素人がこの罠に落ちることはないと思うのですが。)

台風は関東他広域に大きな被害をもたらしましたが、幸い我が家は無事でした。

その後は一気に11月になったかのような寒さを感じる日々ですが、何だか急~に良く眠れるようになってきたのです。すぐに深い眠りにつけるようになりました。朝までグッスリできたら完璧ですが、必ず途中でトイレに目が覚める。けれど、再びグッスリ気持ちよく眠れるのです。グッスリ眠れたのだからスッキリ起きれればいいのに、朝になってもまだ寝ていたくてなかなか起きられないけれど、しっかり眠れると日中調子が良いのです ♪

なのに、なぜなかなか次の記事がUPされないのか?

それは、この時期になると毎年襲われる症状が始まったからです。私は、寒くなり始める10~11月にだけ肩こりになるのです。完全に寒くなってしまえばそれはなくなるのですが、徐々に寒くなってくるこの2カ月くらいだけ肩こりが酷くなる。夕飯を作った後が、一番痛くて。料理は、包丁を使ったり混ぜたりで利き肩に結構な力が加わり続けるからだと思います。決して不器用なわけではないので裁縫の類は結構します。だけど、料理は家事の中で一番面倒!と感じてしまうのは、きっと毎日、しかも一日3度もメニューの違うものを作らなくてはならない大変さに負けてしまうから。それだけではありません。料理を美味しく作るには、手際が肝心です。手際の良さ!は私が最も苦手とするところです。その苦手作業をしているだけでも、肩に力が入っているのでしょう。その上、身体のおおかたは食べたもので出来ていると思っている私は家族の健康を担う使命感でより一層肩に力が入る。そして夕食後は、肩が痛いのを我慢できずにお風呂に駆け込みます。湯船で温めると楽~になり極楽。お風呂から上がるとすぐにベッドに入りたくなります。でもその時はまだ眠くはないので、横になったまま本を読みます。まだまだ読みたいのに、10分くらいで眠気に襲われて、もう限界!と本を閉じ、電気を消すとあっという間に眠りについている、というわけです。

さて、本題の黄斑前膜の術後3年検診の報告です。

 先月末に行ってきましたが、3年!って…。。。早い。けれど、たっぷり詰まった3年でした。

まずは、最良数値を打ち出したOCTを、左から術後1年⇒2年⇒3年(今回)

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断面図ではその変化が分かりにくいのですが、数値は全体的に下がっています ⇩

若干、下側の2つが数値が上がっているところがあるので撮影時の中心のズレはあると思いますが、数値の下がり方に驚きの数値が見て取れます。

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ポイントは比較の真ん中が2年ではなく、2年にしたところです。まず、一番中心のピンク色の部分の数値が術後1年(365μm)⇒術後2年半(362μm)の1年半の期間で3μm下がっているのに対して、術後2年半(362μm)⇒術後3年(358μm)はわずか半年で4μmも下がっている!ということに驚きました!!

真ん中の枠の平均数値も、一番外側の平均数値もこの半年の方が!割合としては下がっている!のです。

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⇑ こちらの比較も然りで、左の術後1年⇒術後2年半の1年半の期間よりも、術後2年半⇒3年のこのわずか半年の方が数値が下がっています!

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 ⇑ こちらは数値に色をつけて凹凸を表しているものです。

ここにきて、この半年で数値が下がった原因を、以前にプラセンタサプリを摂取し始めたからかも?と書きました。プラセンタサプリは確かに規定量MAXで摂取してきましたが、それよりもDHA(ドコサヘキサエン酸)サプリによる効果ではないか?と思うのです。

DHAサプリは、たまたまポイントで交換したものの規定量の半分を毎朝摂取していました。これまでも、時々試供品のようにもらったときに摂取していましたが、今回は量が多かったのでこの半年以上ずっと飲んでいたと思います。それが、先月全て飲み終わり、飲まなくなってから気が付きました。朝が今までと違うのです。何だかボーッとしてやる気が出ないのです。DHAを飲んでいた時は、忙しくても朝からしっかり頭を働かせることができていたのは感じていましたが、飲まなくなってその違いがハッキリ分かりました!

DHAは脳に良い、ということは知っていましたが更に調べていると…血液がサラサラになる、そして今更のごとく網膜に良い!とあるではありませんか!!以下はある眼科さんの記事で、加齢黄斑変性のことを言っていますが、黄斑前膜も網膜の病気には変わりありませんから、参考になりそうです。

眼(網膜)にDHAがいいの?

青魚に豊富に含まれるドコサヘキサエン酸(DHA)は、網膜内のオメガ3脂肪酸の約93%を占め、細胞の形成や細胞膜の合成に関与している必須脂肪酸です。

近年、加齢黄斑変性の予防に有用との数多くの報告があります。
ルテイン単独摂取により黄斑部の辺縁部で黄斑色素密度が上昇し、DHA単独摂取により黄斑部の中心部で、黄斑色素密度が上昇。ルテインDHA摂取により、黄斑の辺縁部と中心部で上昇したとの報告があります。

黄斑色素密度?はよく分からないのですが、以下の記事にも同じことが書いてありました ⇩

ルテインとDHAを両方摂取した場合、眼の抗酸化機能がより改善することが分かってきています。

2008年に報告された研究では、DHAルテインを用い、49名の健常女性を対象に4ヶ月調査をしました。その結果、黄斑色素密度は、ルテインを投与した場合は黄斑辺縁部が上昇、DHAを投与した場合は黄斑中心部が上昇、ルテインDHAを両方投与した場合は、黄斑辺縁部も黄斑中心部も上昇することがわかりました。このことから、ルテインDHAをプラスすることで、ルテイン黄斑保護機能がさらに向上していると考えられています。

これを読んで、私!偶然にもルテインも一緒に摂取していたのです。

ルテインが目に良いことはよく知られていますから、ずっと前から飲んでいましたがDHAが目に良いなんて知らなかった…。

これまで数値に波があったのも、あれか?これか?と散々考えていましたが、術後2年半を過ぎての今回のこの変化!からすると、DHAの効果が一番濃厚な気がしてなりません。。。

それから、DHAを摂取するのに大事なのは朝飲む!ことだそうです。

ブルーベリーやルテインも眼を使う前に飲むのが良いそうなので、そうなると朝になるのですが、ブルーベリーは抗酸化物質ですから、抗酸化物質は朝に取ると効果的なのだそうです。

以下は、いつ摂取するかが大事だとする『時間栄養学』というページにあったDHAの記事です。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/53263?page=2

これまた、私は偶然に朝に飲んでいたのですが…、黄斑前膜の術後の回復が芳しくない方は試してみる価値、大アリです☆彡

(但し、DHAは血中の中性脂肪値を低下させるので、血圧降下剤などの薬との併用は注意が必要です。常用している薬とサプリの飲み合わせには十分気を付けてください。)

 

横浜相鉄ビル眼科医院 (横浜駅西口、神奈川県横浜市西区)

ー*執刀主治医:鄭(てい)先生*-

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