羊雲

羊 雲

✥ 復路の羊のふんわりノート ✥

File36*年賀状で気付く!…石の上にも3年が過ぎて*

*右眼・黄斑前(上)膜の手術後、1年9カ月(51才)で白内障手術をしたモノビジョン私の場合*ー(黄斑前膜の術後*3年4カ月)

 f:id:white-ivy:20200225152424p:plain 支の始めの子年、令和始めての年明けを今までよりも澄んだ気持ちで迎えました°˖✧

 私には、元号が変わったことも気持ちをリセットする良い助けになったようです。

実は、昨年末に風邪?をひいて5日間寝込んでしまいました。熱は出なかったのですが、のどの痛みに始まり、鼻水・せき・関節痛・頭痛が酷くてご飯を作ることも食べることも出来ず、ずっと横になっていました。この尋常じゃないしんどさは、熱が出ないタイプのインフルエンザかも?と疑ったときには、薬が効くと言われている48時間を過ぎていたので、ひたすら寝ていましたが…本当にしんどかった。

そもそも発症して48時間以内っていうけれど、発症というのがいつなのかがよく分からない。私はのどから風邪をひくタイプで、今回ものどの調子が悪くなり明らかに風邪をひいたと思いました。2日間は仕事に行く体力がありましたが、3日目にダウンしました。発症というのが、のどの調子の悪さを言うのであれば、3日目の朝、起き上がれないくらいダルかったこの時に病院に行っていれば、もしかして薬が間に合ったかもしれませんが、一人で病院に行く体力はありませんでした。今までの風邪なら、横になっていたらいつのまにかぐっすり眠っていて、熱があれば汗をかいて熱がひいてスッキリ!という治り方でした。今回は横になっていてもぐっすり眠れるわけでもなく(体温計が見つからなかったので正確には分からないのですが)感覚的には熱は無いのに、尋常じゃないダルさと、鼻水・せき・関節痛・頭痛で丸5日間苦しみました。

私がダウンするとようやく動いてくれる旦那が作ったタマゴ粥(これが結構おいしい)を少しづつ食べ、インフルエンザを疑いながらも特に隔離されることもなく過ごしましたが、旦那や息子にはうつりませんでした。

…おかしい。旦那や息子よりも、うがい・手洗いをちゃんとして、規則正しい生活を意識して、食事のバランスに気を付け、サプリも飲んでいるのに!

…いや、おかしくない。ただ単に、働き過ぎなのだ。例え責任の重い仕事でなくても、もう少し休みが欲しいと思いながらも言い出せずにズルズルと仕事をしていたから、抵抗力は落ちていき、諸々の対策を越えて疲弊し、ついに身体がダウンしたのだ!!

…はちみつレモンパワーも効かないほど…。

と、こうしてようやく、今後は頑張り過ぎずに、休みを申請する決意が固まりました。

そして今月は、後半2週に渡って久々に連休取得!連休初日、明日も休みか~♡と思うと身体の力は抜け自然と笑みがこぼれます。連休明けは心身ともに満足したようで、簡単な仕事にも気持ちが入りました。連休って、大事!週休2日制に支えられて、社会は回っているんだなあと、改めて休息の大切さを身を持って実感します。

夏季休暇も連休でしたし、年末年始も今年から長くなり12日間の連休でしたが、寝溜めは効かないというように、体力を継続させるには毎週毎の休息が大事なのです。…多くの社会人は週休2日制なのが羨ましくもありますが、これも自ら選択したこと。Wワークのどちらもシフト制ゆえ、きちっと週休2日という訳にはいきませんが、連休の大切さを大いに実感し、その余裕から、こうして久々にブログに向かえているという訳です。

まあそんな昨年末の中、 今回も文字ビッシリ!728字年賀状を書きました。

(それって、400字詰め原稿用紙に約2枚分だわ…。子供の頃は、作文も読書感想文も苦手で何をどう書いていいのか?本当に頭をかかえていたのに…。子供の頃は人生経験が少ないからか、読んだものや実際に経験したことはそのままを吸収するだけでいっぱいいっぱいで、それに対して思うことは面白かった!とか、驚いた!とか、大変だった!というような一言だけで、それを掘り下げて文章に起こしていくやり方が分からなかった。だけど、大人になって経験を積み、比較の材料が増えたからこそいろいろと思うことが出てくる。作文や読書感想文は、大人にこそ向いている。だから、フェイスブックやブログが流行って止まないんでしょうねぇ。)

さて戻り、今年の年賀状は、去年までとは大きく違いました。

黄斑前膜になり手術をした時から3年間、家族の近況と共にの事を一生懸命書いてきました。

今年もまず息子が二十歳になったことで始まり近況を綴ったあとで、黄斑前膜の術後3年が経過したことを書き始めたのですが…文章が止まってしまいました。数日放置しても続きが書けません。

そして、気が付きました。どうやらもう、それは私の中で取り立てて訴えることではなくなったのだと。

石の上にも3年。…冷たい石の上でも3年も座りつづけていれば暖まってくる、という継続は力なりを意味することわざが、体感として広義に深く身に染みたようです。

今年、弟から届いた年賀状の姪っ子の顔が、上方に縦長に引き延ばしたように見えました。対面する人の顔は正常な左眼で見ているのでまあ普通に見えるのですが、近距離かつ範囲の狭い写真は右眼で見ているので縦長に大きく見えます。それにより字が見やすくなるというのはメリットで、他の物も特に違和感なく見えるのですが、人の顔というのは頭・輪郭・目・鼻・口と絶妙なバランスで成り立っていますから、上の方だけ縦長に引き延ばされるとやはり変なのです。その事実を普段はあまり意識していないので、知らない人だとそういう顔かと思ってしまうのですが、知っている人だと、変なことに気が付きます。なので、姪っ子の写真を見て、そうだった!そうだった!と左眼に老眼度数の入ったメガネをかけて右眼をつむり、改めて姪っ子を見ると…その丸みを帯びた本当の顔形がかわいらしく見えて、ふふふ、と嬉しくなったのです。

今までは変な顔に見えた途端、はっと思い出したように、そのどうしようもない事実にじんわりと悲しくなっていました。

この見え方は他人に見せることができませんから、理解してもらうのが難しい分、自分で自分に鼓舞し続けてきました。他人からもそれは全く分からないし、それを知っている家族でさえ私が特に不自由していない様子から継続して心配してくれることはありませんでした。自分にしか分からない視界の妙にいかに折り合いをつけていくか、気持ちは徐々にではなく、365歩のマーチの如く ♪ 3~歩進んで2歩下がる~ ♪ 随分と行きつ戻りつしながら日にち薬は、3年の年月を越えてようやく効いてきたようです。頭では感傷的になっても仕方ないと十分に分かっているのに、心がそれを本当に受け入れるのに3年かかったということでしょう。。。

毎年の年賀状に、それを凝縮した気持ちが表れています。遠くにいてなかなか会えない親戚や旧友に、年賀はがきという小さな紙面に、1年分の思いを込めて書いています。

いざ、ドーンと披露いたしましょう!

黄斑前膜の術後から3年分の年賀状は、の事を詳細にビッシリ書いています。haha!

 

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 術後4カ月頃の不安定な時期酉年なので、幸せの青い鳥に祈る気持ちを込めています。なんだか横浜相鉄ビル眼科の関係者かのように推していますが、 他院にかかっていた術前、手術が怖くて怖くて、術後の事に対しても不安でいっぱいだった時に、光り輝いて見えた横浜相鉄ビル眼科のHPを見つけた嬉しさと、その後手術が成功した喜びとで興奮冷め止まぬ中、術後の回復に向けて力が入っている頃ですからね。hahaha !

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 ⇑ これは、2年前にこのブログを始めた時にも、ファースト記事で息子のことを取り上げ載せています。既に白内障の診断を受けていたのですが(ブログには書けても)親しい人にそれを明確に伝えることはできませんでした。

 

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私の術後3年目と、旦那のポケンモンGO!3年目が重なっていることに、今、気が付きました。haha。そして、今年の年賀状です ⇩

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の事は一言も書いていません°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

…しかし、いくら文章中心の年賀状だからって、相変わらずデザインのセンス!

ないなあ…。。。

 

横浜相鉄ビル眼科医院 (横浜駅西口、神奈川県横浜市西区)

ー*執刀主治医:鄭(てい)先生*-

(注:鄭先生には、ブログ掲載の承諾を得ています)