羊雲

羊 雲

✥ 復路の羊のふんわりノート ✥

週6勤務と共働き ―*金を追いかける人生なんてつまらん*ー

f:id:white-ivy:20200225142710p:plain 週6勤務になってから半年が過ぎました。私が正社員だったら、週6勤務が続くなんてことは会社の労務管理上、通常はあり得ません。2つの会社と派遣契約をしているため、合わせて週6日出勤になっているのです。

どちらの仕事もシフト制、つまり交代勤務で、一方の仕事は繁忙時には多くの人員を求められ、閑散時は少なくなるという非常に不安定なものなので、2年前、旦那の扶養から外れる契約に変えた時に、少しでも収入を満たすためにW契約を始めたのです。今は繁忙時で人員不足だからなので、これが永遠に続くことはないのです。しかし、今回予想以上に長引いていることがブログの更新にも影響しているという訳です。ブログを綴ることは、私の文化的な時間。生活のためだけに時間が過ぎ、文化的な時間がなかなか持てないのは心に良くありません。

それにしても、W派遣で週6日も働いていても、そもそもがアルバイトと変わらないような時給なので、収入面だけを見ると本当に悲しくなります。でも、派遣会社や派遣先の社風や人材、その他諸々が性に合っていて嫌なことが少なく心が楽だから、時給が安くても続いています。だけれど、時給の安さというよりも、責任も少ない分やりがいもないのが物足りなくなる時もあるので、転職を考える波は時々やってきます。息子が大学生になり、毎日真面目すぎるくらいにちゃーんと大学に通い、もう私はご飯を作って見守るだけ…になってからは特に。黄斑前膜と白内障の術後の見え方が安定してきた証拠でもあるのでしょう。今でさえ家事との両立にヒーヒー言っているのに、転職が年齢的には年々厳しくなってきているのも分かっているのに、私、このままでいいの?と自分に問い続けています。。。夕方に再放送している朝ドラの過去放送分『ゲゲゲの女房』を録画して観ているのですが、先日の放送で、好きで漫画を描き続けているけれどいつまでも貧乏な息子・茂に対して、文芸好きな父が「金を追いかける人生なんてつまらんからな」とサラッと言ったシーンで、そーよねー!とTV画面に向かって大きくうなづいてしまいました。

そんなこんなの出勤6日目の帰宅時、電車に揺られ、しばらくは読書(これも大事な文化的な時間☆)により本の世界に飛んでいるのですが…カウントダウンのように我が駅が近づいてくると、今日の夕飯何にしよう?…と一気に現実に引き戻され、冷蔵庫に何か残ってたかな?買い物した方がいいかな?とまずはスーパーに立ち寄るか否かの2択に迫られます。買い物自体は割と好きなのですが、週6勤務になってからは、毎日買い物をするとつい買いすぎてしまう、買い物に行く分やはり帰宅時間も遅くなり疲れも増す、という理由からスーパーに行く回数を減らすようにしています。家事は年中無休!ですから、細々とやっていかないと身体が持ちません。よって、夕飯づくりが終わるまでは、ようやく明日は会社休み(…ホッ…) という開放感はやって来ないのです。それも、週6勤務が長引いてくると、…本当に明日休みよね?とカレンダーをじっくり確認したり、休みの日は当然目覚ましをセットしないのですが、朝になると…セットし忘れた!?とハッとするように目覚めて…あれ?今日休み??となることも…。

せっかくの休みもそんなスタートだったり、晴れていると気持ちいいのですが、シーツも洗濯しなきゃ!と2回目の洗濯や掃除や片付けなどであっという間にお昼になります。家事がひと段落した昼過ぎに、昼ご飯を食べながら録り溜めた朝ドラを観ていると…まったりしてきて、少し眠くなりゴロゴロと食休みしていると、あ~今日はお休みなんだ~ とようやく休みの実感が湧いてきて幸せな気持ちになるのですが、その時にはもう3時くらいになっていて…夕飯を作り始める時間まであと3~4時間しかない!…休みがもう1日ほしい…(;´Д`)と悲しくなるのです。

なので、休みの日はいっそ時々は雨の方が、今日はシーツは洗濯できないな…と家事のエンジンがかからないと他のことも今日はいいか、と朝からまったりを決め込めたりして、今日は休んだ~と思える時間が長くなります。私は、雨の日に1日家の中で過ごすのが好きです。静かな雨音のせいか時間がいつもより長くゆっくりと感じて、とても落ち着くのです。

そんな中でも、先日久~々にと2人でご飯を食べ、いろいろと話しました。年子の弟とは子供の頃からよく遊び気が合うので、今でも話が弾みます。

弟の娘はまだ3才ですが、お嫁さんの産休・育休後に1才8カ月から保育園に通っている共働き世帯です。制度としては2才の誕生日の前日まで取れる育休ですが、前倒しで保育園を申し込まないと実態としてはなかなか入れないのだとか。生後8カ月の時に初めて申し込んだときは全部落ちて(この時は、まだ歩けもしないのにもう預けるの?とうちの両親と私はひどく心配したのですが、落ちたと聞いて安心しました)でも結局その1年後の4月、1才8カ月の時に第11希望の保育園にようやく受かったのだとか。それにしても第11希望…って!?なんでも布おむつじゃないとダメな保育園なので洗濯が大変なのだそうです。共働き世帯にとって洗濯物が多いのは確かに大変ですから、第11希望も納得です。弟は48才でようやく子供に恵まれたので、60才で定年を迎える時に娘はまだ小学6年生です。その頃には65才定年になっていたとしてもまだ高校生ですから、弟より8つ下のお嫁さんの正社員としての稼ぎがその後の学費を支えることになるので、必然的に共働きを続けるしかないのでしょう。

私の職場でもイマドキの30代は共働き世帯がほとんどで、ご主人が出社前に子供を保育園に連れていき、早く帰れる奥様が夕方迎えに行くというパターンが多いのだとか。私が出勤するときも小さな子供を連れたスーツ姿のパパをよく見かけます。ご主人が子供を連れて家を出た後も、奥様は決してゆっくり朝食を食べる間もなく洗濯や夕飯の下ごしらえをし、忙しくバタバタと追って出社する、のでしょうか?

弟の場合は、今の勤務地が通勤に2時間かかるので送迎は全部お嫁さんなのだとか。お嫁さんは育休後は近い勤務地に異動させてもらえたようで、仕事後に娘を迎えに行っても6時には家に帰り着き、6時半には夕飯、7時過ぎに入浴、8時過ぎには子供と一緒に就寝、という見事に規則正しい生活を送っているとのこと。弟はというと、たまに定時ダッシュで帰れても帰宅は8時になるので、間に合えば娘におやすみが言えるのだとか。お嫁さんは毎朝4時半に起きるためそのまま娘と一緒に8時に就寝するので、弟は1人で準備してある夕食を食べビールを少し飲み、洗濯機のつけ置きだけセットして、入浴後お風呂の栓を抜いて洗うとこまでして寝ることになっているらしいのだが、ちょっとソファーに座るとそのまま寝てしまうらしく、お嫁さんが心配してちゃんと布団で寝て欲しいというのだけど、残業で遅くなった時など度々気が付くとソファーで力尽きているのだと。お嫁さんは毎朝4時半に起きて掃除、洗濯干し、夕飯の下ごしらえ、朝食の用意をして家族を6時に起こし朝食を済ませ、弟が7時前に先に出勤した後、娘を保育園に連れていき、出勤…。

… これを聞いて思ったのは、なんと健康的で規則正しい早寝早起き生活!お嫁さんと娘は睡眠時間もしっかり取れていて、素晴らしい!平日の夜は1人飯になる弟はちょっと寂しいかもしれないし、お嫁さんも平日は自分の時間が持てないかもしれないけれど、何だか、その、お嫁さんの見事な規則正しき早寝早起き生活が、私はとっても羨ましくなってしまいました!!

私も、早寝早起きして朝活!してみようかな?という気持ちになりました。というのも、私は早起きが苦手で、寝る時間はその日の疲れ方により決まっておらず、寝起きが良くないので7時に鳴る目覚ましを何度もスヌーブさせ、この頃は7時20分頃にようやく起きて、洗濯やお弁当作りに朝食と時間に追われながら済ませて家を出、結局毎日駅まで小走りになるという悪しきパターンから脱却したい!とずっと思っているのです。

早寝早起きして、掃除や片付け、天気の良い日ならシーツも洗ったり…毎朝ちょこちょこ家事をしていれば、休みの日にまとめてしなくてもよい!その分休みの日にゆっくりできる時間が増えて、例え週休1日でも休んだ~(*´ω`*)~という満足感が増しそう ♪

よし!これから10時に寝て6時に起きよう!そうすれば、8時間睡眠は確保しながらも、1時間は余分に家事ができる!!…と目標高く気合を入れている横で息子に「絶対無理!」と言われ…これから寒くなると布団から出るのは確かに辛くなるなぁ…と自信を失いそうになりながも、いや、だからこそ、本格的に寒くなる前に体内時計をリセットするのだ!!

はて弟よ、買い物はどうしているの?と聞くと、土日は買い物に行ってまとめて作ったものを冷凍したりもするけど、食材の宅配も週に2回使ってる、と。「オイシックスのキットなら食材もカットしてあるし、レシピもついてるからタカ(息子の名)でもできるんじゃない?」と勧められました。ビールなどの重いものはネットスーパーを使ってるけど、前々から興味はあったがキッカケがなかった生協系…いよいよ私も始めようかな?…と、比較サイトやHPを見てみるもいろいろあって、迷う!秋の夜長…あ!もう早く寝~よう☆彡

(今頃は弟のお嫁さんも姪っ子も夢の中…。朝晩が日に日に冷えるこの季節、弟よ!ソファーでダウンはあかんぜよ!!)