羊雲

羊 雲

✥ 復路の羊のふんわりノート ✥

File28*湘子ちゃん、左眼・白内障手術終了…そして、また迷う*

ー*53才で白内障の診断を受け、55才で手術を決意した従姉・湘子ちゃんの場合*-

f:id:white-ivy:20200321162640p:plain 左眼白内障手術を終えた湘子ちゃん、術後は娘と近くのホテルに泊まったのだそう。(湘子ちゃんの娘はもう社会人です)「初めての眼の手術だから、どんなものかとちょっと不安で…でも平日だったからとっても安く泊まれたよ!」と言っていました。夕飯は娘が適当に買ってきたもので済ませ、翌朝は7時から書き込みができる医院の受付表に娘に記入に行ってもらったのだけど、既に並んでいて13番だったとか。戻ってきた娘と朝食のバイキングをゆっくり食べて、受付開始時間に医院に行き、会計も全て終わったのは10時過ぎだったとか。「朝食バイキングも娘が全部取ってきてくれて助かったわ~」と湘子ちゃんが言うのを聞いて、娘のいない私は、ちょっと羨ましい気持ちになりました。

 そして、肝心な見え方は?というと…眩しいくらいに良く見える!と。

ガーゼを取って初めに目に入ってきたのは…医院の床が白くてピカピカだったこと!に驚いたのだとか。確かに、医院の床はあのビルの築年数にしてはいつもピカピカで、掃除がきちんと行き届いているのを感じます。しかし術前、白内障の進行で視界は霞み左眼視力が0.3だった湘子ちゃんには、それがよく見えていなかったのでしょう。

湘子ちゃん、裸眼でしっかり運転したいけれど、仕事でカーナビもよく使うし、仕事上足場の悪いとこを歩いたりすることが多いことを吟味して、結局若干焦点を手前に狙って手術をしてもらったようで、結果、遠レンズでも翌日の視力は0.8~0.9。だけど、遠くまで良く見えるー!と。診察後の帰り道、道路のブツブツまで見えて、道路ってこんなだったんだー!今までいかに見えていなかったかがよく分かったー!と。

、気になる近くは?商品の値段とかは見えるの?と聞くと、

大きく表示してあるものは見えるけど…商品説明なんかは見えない、というか字がブレて見えるんだけど、これが老眼鏡をかけるとちゃんと見えるのかな?と聞くので、それは見えると思うけど、ブレて見えるのは乱視のせいかもしれないから乱視も矯正してくれる老眼鏡のほうがいいかもね、と言いました。

そもそも乱視とは?

角膜水晶体がきれいな球体ではなく、ゆがみをもつことが原因で、網膜上で光が一点に集まらずに、はっきりとした像を作ることができなくなっている状態で、ものの距離に関係なくピントが合わなくなり、全体的にものがぼやけて見えるようになります、とあります。

ならば、水晶体を人工レンズに換える白内障手術をすれば、乱視はその分軽くなる?

と思いきや、水晶体乱視よりも角膜乱視のほうが影響が大きいので、術後必ずしも眼球全体の乱視(=水晶体乱視+角膜乱視)が軽くなるとは限りません、とありました。2009年より、乱視矯正してくれる眼内レンズというが出たようで、その適応になるほど角膜乱視の強い人には乱視の軽減が期待できる、とか。

だけど、白内障の手術は翌日からしっかり見えるし、眼の中に人工レンズが入っているのに眼をキョロキョロさせてもゴロゴロするとかもないし、痛みもないのが不思議なくらい、今や患者にとって本当に負担の少ない手術だと思います。

そして、そうこうするうちに一週間が過ぎ、湘子ちゃんようやく自分で髪が洗えるようになり、(特に?)女性としてはこれが一番大変ですから、とりあえずお疲れ様ーとメールしてみました。すると、一週間検診では視力が1.2も出たようで、すっごく遠くまで見えすぎるくらい良く見えるーと…どうやら予想以上に勢いを増している様子。

私もそうでしたが、平均値から弾き出される計算式通りの焦点になるかどうかは個々人の眼内によるのだそうで、湘子ちゃん、神経が結構凹んでいるとか、白目にほくろのようなのがあって充血しやすいとかも指摘をされたようだったし、平均とはいかない眼内だったのかも?

湘子ちゃんの残る右眼は近視ですから、スマホなどは近づけると見えるけど、新聞サイズの字を読むときはとりあえず100均の老眼鏡をかけて右眼をつむりがちにして左眼で見てる、と。TVは普通に見える!パソコンはちょっと離れ気味にすると、手術した左眼で何となく見える!と。車の運転はまだしていないけど、助手席に乗っているとカーナビは何となく見える!と。鏡で自分の顔も見えるよ!と。近くは思っていたよりも何となくでも見えることに安心したよう。

が、遠くが思っていた以上に見えすぎて、そっちに若干クラクラしてまだ慣れない様子。電車に乗って外を見てたら、ベランダで洗濯物を干す人の顔まで見えて…よく見えるって同時にいろんな情報が目から入ってくるから脳は結構疲れるんだね…と。

それ、私も以前はよーく見えましたから分かります。見たいものに視線を向けないと見えない今の方が、余計な情報に振り回されずに済むので楽なのです。見たくない物まで見えてしまうというのは、それなりの心持が必要になりますからね。見えるということは気が付くということなので、行動も変わってきますし、感受性の強い私には、それがしんどくなることもありました。

で、湘子ちゃん、左眼が見えすぎることに戸惑い、反対の眼も同じだけ見えるようになったらもっと見えるようになるということでしょ?!…なので反対の眼は、もう少し焦点を手前にしたい!!と、迷い始めたのです。これが弱めのモノビジョンになるのか?は分からないけれど、と。

 嗚呼、モノビジョンまたしても、おまえが出てくるとは…)

湘子ちゃん、左眼の手術前は、職場のモノビジョンの人や私の話を聞いて、また鄭先生や看護師さんにも勧めないと言われたりで、リフォームという仕事柄、立体模型や現場で建物の確認をしたりしますから、物が立体的に見えにくくなる可能性のあるモノビジョンにはしないと思う、と言っていたのです。

湘子ちゃんの職場のモノビジョンの人は、ずっとテニスをしていてやはり紫外線を浴びすぎたのが原因なのか?40才で片眼が白内障になり手術で遠レンズを入れ、その数年後もう片方の眼も白内障になり視力が徐々に落ちてきて、その時点で徐々にモノビジョンになっていったので、そのまま手術で近レンズを入れたのでは?と思われます。そして、その方も、やはり遠近感が分かりにくいことがあると言っていた…と。

私の場合は、老眼で近くは見えにくいけど中~遠距離はよく見えるまだ白内障の手術はしていない左眼と白内障の手術で近レンズを入れた右眼(但し、黄斑前膜の術後に残った網膜の歪みのため縦長に大きく見える)とのモノビジョンなので、純粋な?モノビジョンの人とはちょっと違いますが、やはり遠近感や立体的に物を見るという空間認知能力がやや劣るのを時々感じます。

例えば日常でいうと、混んできた電車で少しづつほどよく詰めようとしたときの周りの人との程良い距離感が分かりにくいので、少しずつ詰めるたびに周りをキョロキョロと確認してしまいます。前はそこまでキョロキョロしなくても何となく分ったので、見るということは、実際に見ている視界の中心しか意識にはないけれど、実はそのまわりの視界として見えているところも左右同じくらいに見えることで空間認知能力を保っているのではないか?と感じます。ならば、やはりスポーツをしっかりしたい人にもモノビジョンは向かないのでは?と思います。

形が比較的シンプルなものは、影などで立体感は分かるのですが、見た目が複雑なものを上から見た時の高さが分かりにくい。

…先日も昼ご飯にスパゲティを家族3人分作り、息子の分を多めに盛り付けたのだけど、ベーコンをトッピングしたりドライパセリをかけたりしているうちにどの皿が一番多いかがパッと見て分からなくなり、斜め横から見比べたりして、うーん?これかな?という具合。これ、極端に言うと、料理を平たく盛った少量のものとこんもり盛った大量の物を上から写真で撮った場合、写真ではどちらが多いか分かりにくい、のような感じでしょうか。勿論、少し斜めから見たりすれば何となく分かるので、私は特別に困ることはありませんが、眼の病気になる前に普通に見えていた時はパッと見てすぐに分かっていたことなので、両眼でほぼ同じくらい見えることで立体感が分かるんだ、というのを実感します。

これは、料理の盛り付けをする仕事の人は困ると思います。料理を運ぶ人も、ライスの普通と大盛りの違いが分かりにくいかもしれません。仕事には正確さやスピードが求められますから、そこが少しでも劣ってしまうと困るでしょう。

湘子ちゃんに、左右で焦点を変えて立体的に見えにくくなったら仕事に差し支えるんじゃない?と聞くと、でも片眼だけでも結構立体的に見えるから…と意外と強気な発言。鄭先生からも、左右で焦点を変えることでそれに慣れなくて頭痛がするとかの症状が出ても頭痛は治してあげられませんよ、と言われたそうです。

でも…考えてみると元々左右で視力が少し違う人は沢山いるはず。湘子ちゃんもそうですし、私もそうでした。なので、若干の左右差であればさほどの違和感はない気がしますが、そこが狙った通りにいくかどうかが個人差によりますからね。逆に左右同じにしても、片方が焦点ズレしてしまうこともあるでしょうし。

湘子ちゃんの利き目は左眼だそうです。モノビジョンは利き目を遠くが見えるようにするようなので、右眼を、若干近くにする弱モノビジョン(?)はうまくいくかもしれませんが、さあどうなることやら?

湘子ちゃんの右眼の手術は、再来週です。

 

横浜相鉄ビル眼科医院 (横浜駅西口、神奈川県横浜市西区)

ー*執刀主治医:鄭(てい)先生*-

(注:鄭先生には、ブログ掲載の承諾を得ています)

File27*眼内レンズいろいろ*

ー*53才で白内障の診断を受け、55才で手術を決意した従姉・湘子ちゃんの場合*-

 f:id:white-ivy:20200321162640p:plain ところで、横浜相鉄ビル眼科に行く!と決める前、

白内障の眼内レンズ情報の多さに訳が分からなくなっていた湘子ちゃん。

横浜相鉄ビル眼科では、院長の大高先生が多焦点レンズに慎重な考えなので扱っていないのですが…多焦点レンズってどんな感じだろ?と湘子ちゃんが言うので、私が、コントラスト(映像のシャープさや微妙な濃淡)が劣るようだから…今見えている視界がハイビジョンTVだとしたら、以前のアナログTVみたいに見えるのかなあー?と言うと、イメージが湧いたようで、はーん!と言っていました。検索してみると、単焦点レンズとの比較写真が載せてあったりするのですが、あくまでそれもイメージ写真ですから何だか分かりにくい。(PCのコントラストを落してみると分かりやすいのかもしれませんね)  

 今は、3焦点レンズでもいくつもあり最先端のレンズは以前よりもかなり改良されているようですが、それは先進医療適応外なので医療保険に先進医療特約を付けていても給付金が出ない。つまり全て自費というかなりの出費となります。それでも確実に3焦点しっかり見えるのであれば多額の出費をしてでも!となるのでしょうが、そこが…よく分からない。。。やはり自分のライフスタイルに合わせたメリットとデメリットを秤にかけた上で、リスクも覚悟して決意しなくてはならないと思います。

しかし、コントラスト!で言うと、今のハイビジョンTVでも素晴らしく綺麗に見えるのに、更に4K,8Kなどと画素数の多いTVが話題です。ハイビジョンTVでも、実際に私の肉眼で同じ景色を見るよりも綺麗なんじゃないの?と思うくらいなのに…じゃあ、人間の眼はいったい何画素なの?と検索すると、5億7600万画素!という計算になるらしい。ただ、人間が実際にはっきり見ているのは中心2度程度なので、その範囲に限っていえば700万画素程度、中心の周りも考慮するとしてもプラス100万画素程度なのだとか。但し、人間は画素で見ているのではなく、あくまで脳が処理した後の像を認識しているとかで、難しい事は分からないけれど…私がこの頃時々感じるのは、ネットで検索した写真があまりに綺麗なので期待を大きくして行ってみると、実際はもっとずっと素朴なところだった…という、スマホの写真性能が良すぎるせいか、写真の方がずっとキラキラと神々しく見える、実際越えの写真が多い事。。。

さて、多焦点レンズに話題をもどすと…

暗いところで光がにじんだり流れたりして見えるグレア・ハロというデメリットは、夜間の運転を日常的にする職業ドライバーの人は慎重に考えないといけない、とあります。

コントラストが劣ることに戻って言うと、カメラマンデザイン関係歯科医には向かない、とあります。微妙なコントラストである淡い色同士の境目までハッキリ分かることが大事になってくる仕事である歯医者さんは、ずらりと並ぶ白い歯と毎日にらめっこしているのですから、その歯並びが見えにくくては確かに仕事にならないでしょう。それは歯医者さんにとっても患者にとっても一大事です!そこにきて、湘子ちゃんは仕事柄デザインが関係してきますから、コントラストが劣り、色の微妙な違いが分かりにくくなることはよろしくないので、多焦点レンズは向かない!ということになります。

以下は2焦点のことしか書いていませんし文献の注釈が2014.とあるので少し古い情報ですが、分かりやすく説明してあるので参考までに ⇩

多焦点眼内レンズ選択時の注意点|JSCRS(日本白内障屈折矯正手術学会)多焦点眼内レンズ情報

 白内障の手術とは、弱近視状態だった湘子ちゃんが遠レンズを選んだように、例えばこれまでずっと眼鏡(又はコンタクト)だった人が眼鏡なしに遠くが見えるようになれるチャンス!普段ずっと眼鏡をかけているという状態から解放される絶好のチャンス!という捉え方もできる、と言っている眼科医の記事を読んで、なるほどねー!そういう前向きな考え方もできるんだ!と感心しました。字を読んだり書いたりするときは老眼鏡がいるけれど、普段は眼鏡なしで過ごせるようになれば、それは快適だろうと!

近視で眼鏡をかけている人は、眼鏡をかけたまま以前は見えていた近くが見えなくなった状態が老眼。近視なので、眼鏡を外せば近くは見えますから、スーパーなどで眼鏡をちょっとずらして商品成分などを凝視している人や、電車で眼鏡を頭に乗せて、スマホを見ているオジサマなどは老眼だからそうするのです。老眼とは近くが見えにくくなったこと、のように思われがちですが、それは視力の良い人がそうなるからであって、視力の悪い近視の人も老眼になるのです。老眼になったから眼鏡をかけた状態で以前は見えていた近くにピントが合わせられなくなったのです。つまりは、水晶体が固くなってきたことと、水晶体を操る毛様体筋の動きが衰えたことでピント調節がしにくくなったことが老眼なのです。なので、近視の人はいよいよ困ったら老眼鏡の代わりに遠近両用メガネにするのです。

私は左眼だけ老眼度数の入った老眼鏡をかけて、PCや読書、デスクワーク上も困ることはないのですが、爪を切る時だけは見え方が弱いので、先日もっと近くが見える老眼鏡を新たに作りました。フレームがとっても私好みで気に入ったので、思い切って作ることにしたのです。仕事柄指先を綺麗にしていたいのもあって、淡い色のネイルを好んでつけるのですが、そういった淡い色同士の境目が分かりにくくて、困っていたのです。

実は今度、視力0.2の右眼に遠くが見える度数を入れ、視力1.2の左眼には度数なしの眼鏡、を作ろうかと考えています。今、黄斑前膜の術後の後遺症で縦長に大きく見えている右眼に遠くが見えるレンズを入れると、遠くが見える凹レンズは裸眼で見るより小さく見えますから、黄斑前膜で大きく見えているのを小さくしてくれると、レンズの度を入れない遠くが見えている左眼と融像できるくらいほぼ同じに見えるのではないかと期待しているのです。と言うのも、もう慣れているのですが、今普段は裸眼で過ごしていて、融像出来ていない(二重に見えている)部分が所々あるので違和感がある視界なのです。私の今の生活上は特に困ることは無いのですが、旅行に行った時など景色をしっかり楽しめないのが残念なのです。シンプルなものは二重に見えますから、山と空の間がブレて見えるのです。多少お月様が縦長に見えても、一つに見えたらもっと綺麗だろうな…と思うのです。それが、実行したらお気に入りの眼鏡の写真とともに、またお知らせしますね!(普段、とことん文章オンリーですからね…)

湘子ちゃんは、元々眼が良かった人が老眼が酷くなったのと同じことだと思うことにした!と言うので、クリアなレンズに変わるからそれよりもキレイに見えるようになるんだよ!と付け足しました。

視力回復にはレーシックもありますが、保険適用外ですから高額ですし(医療保険の給付金は出ますが)他の人と同じように老眼は始まります。私だって、42才で22万円も出して(医療保険は入ってなかったので満額自腹)レーシックをしましたが、今や普通に老眼になっていますから。そう考えると、白内障の手術代で遠くが見えるようになるなら、お得 かも ♪

あれやこれやと調べまくり考えをこねくり回す性分の私と違って、単純明快を好みサッパリしているB型の湘子ちゃん。手術のことを母親に連絡したら、実は2年も前に母親も白内障手術を済ませていたのを知らなかったのよー、とケラケラ。湘子ちゃんのお母さんは視力が良く早くから老眼鏡をかけていたのだけど、本を読むのが好きだから、眼内レンズは近レンズにしたのだと。

だのに、「裸眼で運転もできるよー!」と原付に乗っているらしいのよー!!(但し、ごく近所の田舎道だけ)私もそんなアバウトな母の血を引いているから、まあ、どうなっても結果OKだと思うけどー、と湘子ちゃんケラケラケラ。

手術後には3種類の目薬を5分あけて点すというのを1日4回しなくてはならないことを知り「忘れそ―」と言うので「ダメダメ!手術前に点し始める目薬も絶対忘れないでよー!」と強めに言っておいたら、手術前の目薬を、左眼だけでいいのに最初間違って両目に点しちゃった!とメールが来たので、やはり緊張していたのでしょう。

さあ、湘子ちゃんの術後の見え方は?次回また。。。

横浜相鉄ビル眼科医院 (横浜駅西口、神奈川県横浜市西区)

ー*執刀主治医:鄭(てい)先生*-

(注:鄭先生には、ブログ掲載の承諾を得ています)

File26*湘子ちゃん、眼内レンズに迷う…*

ー*53才で白内障の診断を受け、55才で手術を決意した従姉・湘子ちゃんの場合*-

f:id:white-ivy:20200321162640p:plain 内障手術をすることに決めた、従姉の湘子ちゃん。

前記事 File25 で、ケッコー迷ったあげく遠くが見えるレンズ(焦点3m・遠見視力1.0)に決めたのです。

 湘子ちゃん、翌日は会社が休みだったので、2年前に(他院で)白内障の診断を受けて

 から少しずつ見えにくくなる視界と共にずっと心につっかえていたものが取れたようにスッキリ!した気持ちで、生麦にあるキリンビール工場で出来立てビールを美味しく飲んできたのだと ♪ 

なのにその翌日、会社に行って「遠レンズに決めた ♪ 」と周りの人に言うと、

 「今、近くが見えているのに、急に近くが見えなくなって大丈夫なの~?」

「お化粧するのにも、自分の顔が見えないんだよ~!」

といろいろ言わ…急~に決意は揺らぎ迷いいっぱい!のメールが昼休みの時間に私に届きました。「レンズ変更するなら、明日までに医院に連絡しなくてはならないのー!」というので、急遽、仕事後に会うことになりました。

 湘子ちゃんは、現在(白内障の影響もあって)裸眼視力は、左0.3、右0.5。

白内障が進行する前はもう少し視力があったので、裸眼での運転も問題なく、PCを見る時だけ眼鏡をかけていたそうです。しかし、白内障の進行でここまで視力が落ちてしまい、夜の運転時にいよいよ見えにくくなってきたので、手術をする決意をしたのです。私も、白内障の手術直前は、夜道や照明を落したカフェバーなどが尋常じゃないほど暗く感じて歩くのが怖かったくらいですから、それはよーく分かります。

事前に、湘子ちゃんがどの焦点のレンズにするつもりでいたかは、聞いていませんでしたが、診察の待ち時間に

「先生のお勧めは*近レンズにして、遠くを見るには眼鏡をかける*なんだけど、運転時に眼鏡をかけるのが私にはどうかな?とすごく迷ってる…」とメールが来たのです。

それを読んだ私は、

★ 今近くが見えているから今と同じような状態の近レンズする

  → 片眼の術後も残る片眼とバランスのとれた視界が確保できる!

★ 外出時に眼鏡をかける

  → 眼鏡でUVカットできるから、紫外線に弱い湘子ちゃんの目を守ってくれる!

★ 眼鏡は乱視矯正ができる

  → 乱視のある湘子ちゃんの視界が良くなる!

なるほどー!(当たり前だけど!!)やはりドクターは、患者の今見えている状態を基本として患者の目にとって一番良い状態(紫外線に弱い湘子ちゃんにはUVカット)と一番良い見え方(眼鏡で乱視を矯正)になるものを勧めるのねー!とひとり納得し…「私もそれがいいと思うよー!!」と返信していたのです。

湘子ちゃんは元々は視力が良く、社会人になってPCを使うようになってから少しずつ視力が落ちてきたクチです。ヨナも我が旦那も同じクチで、PCを使うようになるまでは1.0以上楽々見えていたのだそう。ヨナは専業主婦なので、眼鏡なしで何とかやっていますが、これ以上視力が落ちると免許更新できなくなるかも?と言っています。免許更新は両眼視力0.7です。旦那は、運転時・TV・PCを見る時にだけ眼鏡をかけています。我が世代が就職する少し前くらいから、PCが普及しますからこのタイプの人は周りに結構います。

つまり、今、湘子ちゃんは軽い近視の状態なので、近くは裸眼でよく見えているのです。PC距離の字は近寄ると見えるけど、普通に座って見えるよう眼鏡をかけているのだとか。この近視用眼鏡でPCより遠くも勿論見えるので、チェーンをつけて首から下げ、(仕事柄)工事現場などで遠くを確認するときなどにかけているのだとか。

…これを聞いて、近視用の眼鏡をまるで老眼鏡のようにチェーンで首から下げて使う人もいるんだー!とちょっと驚きましたが…そのくらい湘子ちゃんは、眼鏡をかけて動くことが苦手なのだそう。座ってPCを使っているときはじっとしてるので平気なのだけど、そのまま、眼鏡をかけたまま立つだけで、クラッとするのだとか。なんでも、レンズの中と外の見え方が違う感覚がどうしても慣れないと言うのです。

これ、今が弱近視で、レンズの外がそこそこ見えているからだと思うのですが…。

近レンズにすると視力は0.1になるそうで、そのくらい見えなくなればレンズの外も見えないから、その感覚は薄れると思うのです。まあそれは、私が中学の頃から視力が落ち始め、授業中だけ眼鏡をかけ、高校に上がったら視力が0.05前後まで落ちたのでコンタクトをしていた、から分かるのであって、今よりもっと見えない感覚が分からない湘子ちゃんに今それを言っても理解しにくいでしょう。

しかも、そういう感覚的な事に対する考えを変えさせるのは、なかなか難しい。

なので湘子ちゃん、眼鏡をかけて歩いたり、階段などはとても怖くて…という理由から、眼鏡をかけてあちこちに視線を動かす必要のある車の運転をするのも怖いので、車の運転ができる遠レンズにしたのだと。湘子ちゃん、仕事上、車で顧客宅に行くことが多いのです。

「歩いていても、近くを見る時は立ち止まるでしょ?止まっている時に眼鏡をかけるのなら、大丈夫なの!だから、これからは首から下げている近視用眼鏡が老眼鏡に変わるだけ!と思えばいいか?!」と。

…(そして女性として最も気になるところ?の)お化粧時に顔が見えないのは…お化粧は元々そんなにしないから、もういいの!」と言っている今日の湘子ちゃんもお化粧してる?というくらいナチュラル。確かにスポーツウーマンの湘子ちゃんは昔からガッツリお化粧するタイプではありません。(3倍とか5倍とか拡大できるスタンドミラーなら見えるかもしれませんしね!)

湘子ちゃんオススメの横浜ベイクォーターにある☆タイ料理・CHAO-THAI ☆で湘子ちゃんセレクトの美味し~いお料理を食べながら、私は、うんうん、うんうん、とうなずいて聞いていました。そして最後に「私も、湘子ちゃんはそそっかしいから、近レンズにしたら工事現場でつい眼鏡もかけずにかけってって見えてなくてつまづく!なんて危ない事になりかねないから、遠レンズにして周りがしっかり見えたほうがいいと思う!!」と言うと、「そーよねー!!!」と高笑いしていました ♫

そして「私は、散っ々、迷ったあげく遠レンズって決めたのに、みんながいろいろ言うからさー」と湘子ちゃん、自分の決心に戻って来れて…満足したようでした。

ただ、遠レンズにしたら…

・買い物するときに値段は…見えないよね?

・階段は…これは、きっと見えるよね?

・カーナビは…見えないか~?眼鏡なしで免許更新できるのは両目視力で0.7だから、視力0.7になるレンズにすれば、カーナビの道が曲がっている?くらいはぼんやりとでも見えないかな?

 ということで、鄭先生にメール相談したら…

「遠レンズで階段は問題ないですが、カーナビは見えないでしょう。車の運転とカーナビの距離が見えることを両立するのは単焦点レンズでは難しいでしょう。ただ、視力0.7を目指す手術はしたことがないですが、そのくらいの弱近視にすることはできます。」と返信がきました。

しかし結果、湘子ちゃんは「やはり、遠レンズする。運転は標識が見えれば何とかなると思う。カーナビは停車時に首からチェーンで下げた老眼鏡で見ることにする!」と結論を出しました。

さあ、左目の手術はいよいよ今日です!

私は、湘子ちゃんと鄭先生に、心でポンポンを振りながらエールを送ります☆彡

 

横浜相鉄ビル眼科医院 (横浜駅西口、神奈川県横浜市西区)

ー*執刀主治医:鄭(てい)先生*-

(注:鄭先生には、ブログ掲載の承諾を得ています)

File25*今年も!年賀状からの…急展開!!*

*右眼・黄斑前(上)膜の手術後、1年9カ月(51才)で白内障手術をしたモノビジョン私(黄斑前膜の術後*2年5カ月)と従姉の湘子ちゃんの場合*-

 f:id:white-ivy:20200225152424p:plain 月半ば、定期検診に行ってきました。

白内障の術後、早!半年が過ぎ…2カ月前の検診時より見え方が少し変わったような気がしていたのですが、特に何も言われませんでした。定期検診とは、異常がなければOK!ですから、即終了です。

…が、席を立ってから、そういえばマイボームのつまり!その後どうなったかしら?と

 思い出し、聞いてみたのですが「何ともなければ、大丈夫ですよ!」と鄭先生が微笑むので、私も「…ハイ!」と微笑み返したのでした☆ 

 白内障の術後検診がさらっと終わるのに対し、黄斑前膜の術後検診の時は、鄭先生がカルテをじっと見入る時間や、診察ももう少しじっくり(と言っても数秒の違いですが)だったし、何と言ってもOCTという一目瞭然の結果が出て、網膜の形やその数値が下がっているかどうかで毎回ドキドキしていたなあ…と懐かしいような気持ちで思い返します。

白内障の術後は、直後こそ毛様体筋が新しくやってきた人工レンズと格闘するかのようなプルプル感があったり、斜めから光が入るとレンズの外枠が見えるような透明なものが視界に入ったりしましたが、今や人工レンズが入っているなんて感覚は全くなく(アプリコットさんもかつておっしゃっていましたが)ホンットに手術したことを忘れてしまいそうなくらい馴染んでいます。

…人工レンズが眼の中に入っている!のに!!…不思議です。。。改めて、医療の力ってすごい!!!

 

f:id:white-ivy:20200321162640p:plain そして、検診から数日が過ぎたある日、湘南に住んでいる従姉からメールが来ました。

従姉は私より4つ年上なので現在55才なのですが、2年前に両目とも白内障の診断を受け手術を勧められるも踏み切れず…でも夜の車の運転がしずらくなってきたので、もう手術しなくちゃダメかなと思っていたら、年賀状にアイちゃんが白内障の手術をしたと書いてあったから…と言うのです。

今年の、849字綴った年賀状の半分以上は白内障手術のことでした。『…特に淡い色がキレイに見えるようになり、自分の肌もキレイに見えるのですから、早目の手術も悪くない ♪…』と前向きに頑張っている様子を綴りました。それが、手術に向き合えない従姉ー湘南に住んでいるので湘子ちゃんにしましょう!ーの気持ちを少しは楽にしたのかと思うと、今年の849字も無駄ではなかったんだ!良かった ♪ と少し嬉しくなりました。

去年も年賀状をキッカケに、大学の頃からの友・ヨナがまさかの同じ黄斑前膜になっていて心は大騒ぎしましたが、今年もまた予期せぬ展開になってきました!(因みに、その後もヨナの網膜は変化が無いので経過観察中だそうで、今年の年賀状には「私も50才になったから(ヨナは一つ年下です)黄斑前膜の手術をするときは白内障手術も同時やわ!」と書いてありました)

しかし、従姉の湘子ちゃんは55才で、いえ2年前だから53才で手術を勧められるほど進行した白内障?!ということに驚きました!湘子ちゃんは、視力は良いのです。だけど、瞳の色が茶色く、茶色いと紫外線に弱いのだそう。湘子ちゃんはスポーツウーマンで、学生の頃からバレーボールをしていたのでママさんバレーもしながら、湘南に越してからはサーフィンに夢中になりました。茶色い瞳で長年湘南の紫外線を浴びすぎたのが原因だろうとのこと。「82才の母親よりも早く手術することになるなんて~!」と嘆いていました。

職場に白内障手術をした人がいて(なんと!40才で手術したのだとかで)その人は左右で度数を変えたと聞いたり、多焦点レンズはどうなんだろう?とか、手術しようと思っても分からない事だらけで…と言っていました。

確かに、まずは焦点レンズか?焦点レンズか?

はたまた単焦点でも、左右で度数を変えるモノビジョンにチャレンジするか?

そして、一番確実な視界が得られる単焦点にしたとしても、遠/中/近どのレンズにするか?

そしてそして、近レンズでも、実は焦点が約30㎝とか、40㎝、50㎝…と細かく分かれていて…と、とにかく選択肢が多い。

なので、まずは参考までに、私のかかりつけ眼科である横浜相鉄ビル眼科白内障のページを紹介しました。

www.aikeikai.jp

ここは院長が多焦点レンズに慎重な考えだから、多焦点レンズは扱ってないけど、もし単焦点レンズにするなら、私の主治医の鄭先生をお勧めしました。

他にも、モノビジョンは遠近何となく見えるので便利だけど、向かない人もいるようだし、元々視力に左右差がない人は慣れるのに数か月かかったり、遠近それぞれを見える方の片目で見ているので、やはり遠近感や物を立体的に見ることに劣る。私の場合は料理の盛り付け時に、上から見た時のこんもりした感じがとても分かりにくく、斜め横から見て確かめるようになります。ということは、盛り付けが仕事の料理人には向かないのかも?!とか、やはり自分のライフスタイルをよく考えて決めなくてはなりません。

湘子ちゃんは、美大を出ていて元々は住宅の完成予想図のデザイン画を描いたりするのを仕事にしていましたが、子供が社会人になってからは建築士の資格を取り、今はリフォームの会社でフルに働いています。(毎日残業で遅くなるのに、仕事のあとにジムに行ったりしていて、とってもパワフルなのです!)

フルに仕事をしている湘子ちゃんなので、手術自体は日帰りだけど術後検診があることや、術後1週間は目に水が入るといけないので髪が自分で洗えないこと、でも毎日家族や美容院で洗ってもらうわけにいかないから暑い季節じゃない方がいいとか、1週間は休めるのが理想、とか伝えました。

すると、しばらくした昨日「明後日の水曜日が会社の定休日なので、横浜相鉄ビル眼科に行ってみる!」とメールが来ました。もし鄭先生に手術をしてもらうつもりなら、鄭先生の診察日の火曜日に行った方がいいよ、と返信したら今日(火)「仕事の都合がつきそうなので、今日の夕方に行ってくる!」と我が父を思い起こさせる、父と同じB型の、父の兄の娘・湘子ちゃんの行動の早さにびっくりしました!!

私は、たまたまその今日(火)は仕事が休みで、まさしくこのブログを打っていた夕方頃、横浜相鉄ビル眼科の待合室からの湘子ちゃんのリアルなメールが何度も来て何度も返信をして過ごしました。

鄭先生が私と同級生だと教えると、え?もっと若く見える~!あ、アイちゃんが老けて見える訳じゃないけど…と言われ、何だかとっても悔しい気持ちに。。。確かに鄭先生は実質私より数か月若いんですけどね!でも私は、鄭先生の若さの秘訣は、遠方からいらっしゃるので早起きするために早寝している、そう、早寝早起き!にあるんじゃないかと踏んでいるのですが…。

まあ、鄭先生が若く見えることはともかくとして、そんなこんなのメールのやりとりをしているうちに、湘子ちゃんの白内障の手術日が左眼が再来週、右目が来月にあっという間に決まり、驚いてしまいました!

レンズの度数は結構迷ったようですが、車の運転の時に眼鏡をかけるのがどうしても抵抗があるので、遠レンズにしたようです。モノビジョンのことも相談したようですが、鄭先生からも看護師さんからも確実な視界が得られるか?を考えると勧められないと言われ、やめたそうです。

それに、湘子ちゃんはサーフィンをするので、遠レンズを入れて遠くがちゃんと見える方が向いているんだろうなあ、と思いました。(バレーボールは、ボールが目に当たらないよう保護メガネをかけないと危ないけれど)近くは、遅かれ早かれみんな老眼鏡をかけますしね。

それに、何と言っても色がキレイに見えるようになること!これは、湘子ちゃんの仕事上でも絶対にいいと思うのです。

また、術後に報告のメールが来ると思うけど…

今年も!年賀状からの急展開に、ちょっとドキドキ興奮気味の午後でした。。♪

横浜相鉄ビル眼科医院 (横浜駅西口、神奈川県横浜市西区)

ー*執刀主治医:鄭(てい)先生*-

(注:鄭先生には、ブログ掲載の承諾を得ています)

*食事のマイルール*

f:id:white-ivy:20200225142710p:plain 前々回 ー*お料理は得意ですか?*ー の続きです。。。

hitsujigumo.hatenablog.jp

 前、高校からの親しい友人4人と夜に食事会をしたときのこと。

スパークリングワインで乾杯&アラカルトに料理を注文しました。お酒は自分の好きなものにしますが、料理は好き嫌いがなくみんなが頼んだもので十分なので、たいてい周

りにお任せです。

ランチ会なら、1人1膳ですから当然自分の食べたいものを頼みますが、お酒とおしゃべりがメインの夜の集まりならお料理は何でもいいのです。それに…みんなで食べるものをアラカルトに決める時「これ、美味しそ~!」とか「こっちも、いいね~!」とか言いながらメニューを眺めるみんなの食べるものに対する情熱に…私は負けてしまうのです。 

 そして頼んだ料理が来るたびに、私以外の3人は一斉にスマホで写真を撮っていました。。。「そんなに撮ってどうするの?」と不思議がって私が聞くと「インスタに上げるの!」と1人が言うので「そのインスタは誰が見るの?」と、学生の頃からの仲だからこそ聞けること、もしくは私が悪気無く今でもこういうことを言うのを理解してくれているから聞けること、を私が言うと「え~?娘が見るの~」と笑いながら答えてくれました。「何食べたか忘れちゃうから、記録しておくの~」とか言っていた他の2人はフェイスブックをしているから、きっとこの後4人で撮った写真と共にUPされているんだろうな…と理解しました。(私は、フェイスブックは性に合わないのでしていません)

自分が食べた物を写真に撮る行為。飽食の今であっても、いえ豊食だからこそなのか?他人が何を食べたか?に興味のない私には理解できないのですが、食べることはガッツリ本能ですし、他人の食べた物に興味がある人が多いから、ブームになるんでしょうね。。。その時の私以外の3人が全員O型だったのは偶然だったのかもしれませんが、全く別の機会にとあるB型の知人が、料理を逐一写真に撮るというのは分からん、料理は食べて楽しむもの!と言っていました。そうしたら、それらをズバリ突いているような

血液型別・食事のマイルール】なる興味深い記事を見つけました!

 

【A型*三角食べ】

 お行儀のいいA型は、食事の仕方も丁寧なタイプ。ごはんとみそ汁とおかずを交互に食べていく「三角食べ」が、A型のマイルールです。それぞれの素材の味をしっかり味わい、ゆっくり食事を楽しみます。また、一口30回噛むことも忘れません。

【B型*好きなものを最初に食べる】

 せっかちなB型は、食事のときには好きなものを真っ先に食べるでしょう。足りなければ、おかわりもします。それでおなかいっぱいになって、ほかのおかずを残しても気にしません。行儀が悪いといわれても、自分がおいしく食事ができれば満足なのです。バイキングでは、真っ先に料理を取る列に並ぶタイプでしょう。

【O型*好きなものを最後に食べる】

 食いしん坊なO型にとって、食事は何よりの楽しみ。好き嫌いはほとんどなく、何でもおいしく食べるでしょう。そんなO型の食事のマイルールは、いちばん好きな食べ物は最後のお楽しみにとっておくこと。お腹がいっぱいでも、好物は別腹です。食事の〆として、しっかり完食。最後の最後まで食事を満喫するO型なのです。

【AB型*野菜を先に、炭水化物を最後に食べる】

 知的好奇心旺盛なAB型。食や健康に関する関心も高いです。野菜を最初に食べると血糖値が上がりにくくて太らないと世間でいわれ始めたときから、ずっとその食べ方がマイルール。野菜だけでお腹いっぱいになることも考えて、ごはんを少なめにすることも。食事も健康的に、がモットーです。

 に関して言えば、あまりにズバリすぎて驚いてしまいましたが…以前『ほんまでっかTV』でバイキングの利用の仕方をやっていて、B型さんまさんが「好きなものばっかり取りに行くに決まっとるやん!やけど、取りすぎておなかいっぱいになったら、残したったらええねん!」のようなことを言っていて、それにブーブーと反対の声が上がると「バイキングっちゅうのは、そういう風に楽しむとこやねん!」と反論していたのを思い出しました。

食べるという誰もが生きていくために必須の行為でも、ここまでこだわりが違うのは、飽食時代になった今だからでしょうね。そして、これまたそれぞれの価値観の違いなのだから、どっちの方が良い!とか、どれが正しい!というのはないんだなあ…と思いました。

そして、これまでは栄養のバランスや量・カロリーなどを考えていたけれど、今回食べる順番を変えたことで、身体のあちこちが明らかに好転したのを実感したAB型の私は更なる興味を引く記事を見つけました。

 

ー*肌や体の若々しさを保つためにも、野菜を先に食べる食事法がおすすめ*-

野菜に豊富に含まれる食物繊維はほとんど消化されないで、ゆっくりと消化管内を進むので、後で食べるご飯などの炭水化物が糖に分解されるのが遅くなります。すると、糖の吸収も遅くなり、食後血糖値の急上昇を抑えることができるのです。

実は高血糖動脈硬化を進めるだけではなく、老化を進める大きな要因でもあります。血糖値が高いと、増えすぎた糖が血管だけでなく、体内の組織全体にダメージを与えて、老化を進めてしまうのです。ですから、野菜を先に食べて、食後血糖値を抑えることでアンチエイジング効果が期待できるというわけです。
 特に糖によるダメージを受けやすいのが体内のコラーゲンです。コラーゲンは細胞と細胞をくっつける接着剤のような役割を果たしていて、組織の弾力を保つ働きをしています。特に肌や関節、そして意外なことに骨にもたくさん含まれています。コラーゲンは糖と反応するとかたくなるので、組織の弾力が失われます。弾力を失った肌はしわができやすくなり、関節の軟骨や骨も柔軟性を失ってもろくなり、関節痛や骨折を引き起しやすくなるのです。野菜から食べ始める新しい食習慣で、長く健康的にすごせる「健康寿命」を伸ばしてください。

この理由にすっかり納得した私は、もっと早く知っておけばよかった…と思いながらも実行継続!今やこの食べ順に身体がしっくりきて、おいしく食べられて、体調も肌の調子もいい感じ ♪ で止められなくなりました!

但し、

いも類かぼちゃとうもろこしなどの炭水化物の多い野菜は、炭水化物食品と考えて、最後に食べるようにしましょう!

という落とし穴も、今調べていたら分かりました。。。

いもが野菜じゃないくらいに言われている(ほら、ポテトサラダは野菜じゃないとかなんとかCMでも!)のは知っていましたが、緑黄色野菜の代表のようなかぼちゃ、そして夏の我が家の野菜の定番とうもろこしも炭水化物が多いだなんて…。夏は毎日真っ先に食べていたのに…。そもそも野菜に炭水化物が入っていることも知りませんでした。勉強不足だったわぁ。。。(ほんに、ほんに!)

 子供の頃、大人になったら身体が大きくなるのと同じようにお料理がバンバンできるようになるんだろうと思っていました。そして、お料理が上手にできる人になりたい!と憧れて、高校生のころは時々お菓子作りもしていました。…でも、私にはそのセンスがなかった…。たまーに作る分量通り手順通りのお菓子作りと違って、毎日違う献立の食事を作るのって、本当に大変!(私にとっては…)

だけど、時々、食事作りはストレス解消になる!という素晴らしい主婦がいるんです!心底、羨ましいです。毎日!料理を作る主婦だから素晴らしいんです。家族の健康を担って毎日料理を作るというは、料理が趣味 ♪ とか言って休みの日だけ好きな料理を作る男の道楽とは全く別物だと思いますが…、それでも休日に時々でも作ってくれたら、私にとっては夢のよう。。。

私が言うのも変だけれど、毎日美味しい料理を作ってくれる料理センスのある奥様をもつ旦那さんは幸せだろうなあ…。。。でも、美味しいといっぱい食べて太っちゃう?

いえいえ、そこも!野菜から食べれば、きっと大丈夫 ♪

今年もびっしり書きました!年賀状*亥年

f:id:white-ivy:20200225142710p:plain っ…という間に、年が明けてしまいました。

私の仕事は、年末は世間様より若干早めにお休みに入ります。ですので、出来るだけ頑張りたい!…けど出来るところまででOKとする!大掃除、そして今年も一年を振

 り返った近況を目いっぱい綴った年賀状作りに時間を費やしておりました。

 私の年賀状は、昨今はすっかり文章中心の為ワードで作っていますが、左下に出ている字数をふと見ると今年のものは849字ありました。それを覗き込み「あっ、今年もまた作文書いてる!」と言った大学1年の息子は、今年も1枚も書いていません。そして旦那も、これまで家族写真メインで作っていた年賀状をついに昨年から止めてしまいました。私と旦那は、使いたい写真や綴りたい文章や構成が異なるので、ずっと別々に年賀状を作り、それぞれの親戚や友人に出していました。旦那が止めた理由は、息子が大きくなりその成長を写真で伝える役割が年賀状になくなったからだと思われます。

確かに周りの友人から届く年賀状も子供が中・高校生あたりから、写真入りではなくなり、干支のイラストに年始の挨拶文、そしてあると嬉しいちょこっとした近況に変わります。私の場合、年賀状は遠くに住んでいてなかなか会えない友人やお世話になった親戚とやりとりしているので、近況を伝え合うことができる年に一度の絶好の機会なのです。

ただ、年末という忙しい時期と重なるので、大変!だし、面倒!でもあります。しかも、なぜこんなに書かなきゃという使命感のような気持ちに迫られるのか?とも思います。

最近は、12月になるといろんな駅の改札出口付近で年賀状を売り出しているのですが、今年も会社帰りにそれを目にした途端、1年ぶりにやってきた年末の課題!と思うのですが、まず去年の年賀状を数えて今年は何枚買うか?から始まるので、家でそれを確認してからでないと買えません。、その時は頭にあるものの…その後、夕飯の献立に迷いながら買い物をして、第2ラウンドの夕飯を作り、ご飯を食べたら1日の疲労はピークになり…年賀状のことを思い出す余力など無く渾身の第3ラウンド=食器洗いを終え、その後の入浴はもう天国で…頭の中はからっぽになったままベッドで横になり本を読む、もっと読みたい気持ちはすぐに眠気に襲われて…就寝です。そして翌日、再び駅の改札出口付近で年賀状が売り出されているのを見て「あーん、忘れてたー!」と思い出すことを何日か繰り返し12月も半ばを過ぎてくると、いい加減に買わねば!と気合いを入れて初めて枚数を確認することができ、やっと購入に至るというノロノロさ。

(これ、毎年11月中に年賀状を書いている異常に行動の早い我が父や、そこまでではないけれどある程度の余裕を持って行動する旦那や息子には、信じられない!と言われるのですが、私から言わせると、確かに私は基本ノロいけれども、父や旦那や息子のように自分の事メインに日々過ごしていればよいのであれば、私だってもっと時間にも体力にも余裕が出来て行動にも余裕を持てるというもの!家事という家族の事と自分の仕事の両方で日々目まぐるしいから、優先順位の低いものはギリギリになってしまうのです。つまりは、私の家事分担量が多すぎて私に余裕がないということ。これはちょこちょこ我が家の紛争の種になっており、このままでは我が身が持ちませんから、今度は別の病を発症!ということにならぬよう少しづつでも改革せねば!…男の脳は元々察する能力が少ないと聞くけれど、それにしてもこんなに私がヒーヒー言っているのに、うちの男衆といったら…。でも、文句を言っても私の独り言にされるか、それが発展してケンカになるかだけなので、そこは的確な言葉で伝え、且つ上手に家事分担してもらうことが我が身を助けるのだ!と頭では分かっているのに、これがなかなか難しい。。。)

さて、そうしてようやく購入した年賀状に、さー今年はどんな文章にしようか?しばらく頭で構想を練り、ちょっと下書きをして、乗ってきたらワードを開いて打っていく!という流れです。いつも長文になってしまうこのブログのごとく、打ち出すと書きたいことがどんどん出てくるので849字もの文面で埋め尽くされた年賀状になってしまうのです。(多い年はもっとびっしりで収まりきれず削るのに苦労しました。)

だけど、年末の大掃除と同じで、書き上げてしまえばスッキリと新年を迎えることができるし、年始に年賀状が届き、親しい人の様子が分かるのはやはり嬉しくて、いろいろある私でも、さあ今年も頑張ろっ!と思えるのです。

子供に恵まれるのが遅かった友人や二人目、三人目の子供がいる友人からの年賀状に「ようやく幼稚園の送り迎えから解放され、ラクになりました!」などと書いてあると、遥~か昔の事のように思い出しその頃が懐かしくなりますし、子供のいない友人の年賀状の旅先の南の島で夫婦仲良さそうに映っている写真を見ると「いいな~!私も行きたいな~!」と羨ましくなるし、ペットの写真が載せてあるものも多く「このペットに癒されているのね~?」と思いを馳せます。はたまた、子供の頃はよく遊んだけれど大人になってからは疎遠になっていたいとこが、結婚して子供が生まれたのをきっかけに家族の写真入りの年賀状を送ってくるようになるという復縁パターンもまた喜ばしいものです。

それでも、年々何となくその数は減っていく…去年のこと。

浪人時代に仲良くなった福岡に住んでいた友人からの年賀状が来ていないことに気付きました。彼女は公務員で、浪人の時から常に彼氏がいるほどかわいかったのに未婚のまま、学生の頃に借りていたマンションにずっと住んでいました。私の結婚式に来てもらって以来20年近く会ってなかったのですが、年賀状にはいつも「元気?私は相変わらずです」と書いてありました。彼女からの年賀状が来ていないことに気付いてから、しばらく経ったある日、覚えのない人からのハガキがポストに入っていました。?…と思い読むと「ご丁寧な年賀状をありがとうございました。昨年一月に長女は急逝いたしました…」と書いてあり、彼女のお母様からのハガキと分かりました。エレベーターの中で驚きと共に一気に涙があふれてきて、家に入って大声で泣きました。息子が驚くのも構わず、わんわん泣きました。悲しくて、悲しくて。息子が大学を卒業したら、また久々に福岡に遊びに行きたいと思っていました。こうして年賀状をやりとりしていたら、そのうち会えると思っていました。49才で亡くなったのです。私が黄斑前膜の手術をした4か月後、まだまだ見え方も脳も心も安定せず混乱していたH29・酉年の一月に亡くなったのです。酉年に来た年賀状を探してみると、彼女からのものがありました。かわいいウグイスのイラストと共にそこには「なかなか会えないけど元気にしていますか?私は相変わらずです。」といつもの彼女の小さな字で書いてありました。ということは、この時は変わらず元気だったのに、その後一月足らずで何があったのか?お母様からのハガキにどうして亡くなったのかは書いてありませんでした。病気なのか?事故なのか?何も分かりません。しばらくして、少し落ち着くとお線香を上げに行きたいという気持ちになってきました。しかし、娘に先立たれたお母様は今尚とてもお辛いであろうと思うと、まだ行動できずにいます。

今は、いかにも彼女らしさを感じる二羽のかわいいウグイスと梅の花が描かれた最後になってしまった年賀状を壁に貼り、手を合わせています。甘えん坊のお父さん子で、数年前にお父様を亡くされた時は心配したけれど、今は天国で一緒にいるのかな?

いつか私もそっちに行ったとき、また会えるかな? みさ。。。

*お料理は得意ですか?*

f:id:white-ivy:20200225142710p:plain 毎日お弁当を作っています。

弁当屋さんに勤めているわけではないので…正確には、仕事のある日は毎日お昼ごはんにお弁当を作って持っていきます。

 息子は大学生ですが「作ってくれるなら、それを食べてもいいよ」と言うので、朝から授業のある日のうち週2回は、ついでに息子の分も一緒にお弁当を作ります。息子が半端な要求をするくらいですから、素晴らしく美味しいお弁当を作っているわけではありません。息子曰く、普通に美味しいと。。。細身で食にあまり関心のない息子は、普通に美味しければ十分なのだそうです。

好き嫌いが多くお子ちゃま味が好きな息子は冷凍食品も普通に美味しいというので、息子のお弁当には冷凍食品をほぼ入れます。冷凍食品は種類が多いのでおかずがワンパターンにならず、またお弁当箱の隙間を埋めるのにも本当に役に立つ優れものです。便利でそこそこ美味しく、種類も豊富に日々進化を遂げる冷凍食品は、これまたストイックな日本の技術の賜物!だと思っています。息子のお弁当作りは幼稚園の頃から始まり、給食だった小学校はなかったものの、ほんの数年前までは川崎市は中学校で給食がなかったので、中学生~高校生と部活もしていた分お腹がすくだろうと大きなお弁当箱を持たせていました。だけれど、お弁当に向く冷めても美味しいおかずは限られているので、冷凍食品には長年とても助けられてきました。

…でも、私は冷凍食品の味は口に合わず自分のお弁当には入れないので、私と息子のお弁当の中身はメインディッシュ(タンパク質)とごはんが共通しているくらいで、見た目にも全く違います。もっと言えば、胚芽米の上に全体に黒ゴマ+その上に枝豆の豆だけを散らし+真ん中に梅干し!という私の彩りごはんに対し、黒ゴマは共通するものの、息子は枝豆も梅干しも嫌いなのでそれは乗せず、でも彩り良くするためにシャケフレークかタラコ、なければシャケ味かタラコ味のふりかけをかけます。(あのピンクの彩りが華やかになるのです。彩りが良いと、ぐっと美味しそうに見えるので同じ作るのでも気持ちが上がるのです ♪ )中身がここまで違うと、ついででもないのですが、週に2回なら今のところ苦にならず作っています。

職場で毎日お弁当を食べていると「旦那さんのも作るの?」と聞かれることがありますが、旦那のお弁当は作っていません。これだけしか言わないと自分と息子のお弁当は作るのに旦那のだけ作らないなんて酷い妻だ!と誤解されるので言っておきますが、私は作ってもいいのですが、旦那もまた好き嫌いが多く、昼食は自分の好きなもので適当~に少量で済ませたいからいらないと言うのです。

毎日お弁当を作っていき、お弁当の栄養バランスと彩りは大事にしているので、それを見ている職場の人からはさぞかし料理好きで料理が得意なのだろうと思われがちですが、私は料理が苦手です。ハッキリ言って、私には料理のセンスありません。

例えば、冷蔵庫にあるものでパパッと適当に美味しいものが作れる、などという高等なことはできません。また、あの料理にこれを入れたら合うと思って作ってみたら美味しかった!というバリエーションを広げるようなこともできません。

むしろ、適当に作るなんてことをしたら、あまり美味しくなりません。(センスがないと思うのがまさにココです!)レシピ通りに作って普通に美味しい、というのが私の実力です。しかも、ササッとチャチャッと手際よく作る!というのもできません。お料理にはこれも大事だと思うのですが、毎日お弁当を作っても、毎日夕食を作っていても、スピードはあまり上がりません。…何年、いえ何十年もほぼ毎日作っているのに、いろいろと知恵と工夫も取り混ぜているのに、私は料理にはどうしてもそれなりに手間と時間がかかるのです。いつまでたってもあまり成長しない…ここもまた、私が料理のセンスがない所以だと思っています。

(私は何事にも一つ一つの動作がやや遅いのです。学生の頃、炒め物に塩を入れるときに全体に少しずつ振りながら入れていたら、それを見ていたヨナが「アイちゃんは丁寧やねー。どうせ混ぜるんやけー、私は一気にドサッと入れる!」と言われて、塩の入れ方だけでも人によって違うのかー!?と思ったのを覚えています。)

でも!そこは幸いにして(?)旦那も息子も食いしん坊じゃないので、お腹が空いてイライラするということもなく、文句も言わず出来るのを大人しく待っています。

でもでも!料理が苦手な私ですから、辛抱強く待ってくれさえすれば、品数多く美味しい料理が出来るわけでもなく、時間がかかったのにこれだけしかできなかった!ということもあり、料理を作る時間というのがあっという間に過ぎるのが不思議でしょうがありません。まあ、夕飯作りといってもメインディッシュだけでなく、旦那が毎日必ずビールを飲むのでまず先にそのつまみを(簡単ですが)3品くらいとお弁当の下準備などもしていれば最低でも1時間以上、長い時は2時間近くかかります。立ち仕事だから足も疲れるし、切ったり混ぜたりで右手ばかり使うので、肩も凝ってくるし…これが、毎日仕事から帰ってきてからの第2ラウンドなのですから、疲労はMAXになり気合いの足りないときは途中で泣きたくなるときもあります。せめてサンマを焼くとき大根をおろしてくれる!とか、トンカツのときキャベツをスライサーで千切りにしてくれる!とか、簡単なことでも手伝ってくれれば少しは早くできて私も楽になれるのに!と言うのですが、息子も旦那も面倒なようで「早く出来なくてもいいよ」とTVを見たりゲームをしたりして待っています。。。

息子も旦那も面倒くさがりで料理にちっとも興味がないのです。私が大変がっていると「別に毎日ちゃんと作らなくても、お弁当やお惣菜でもいいよ」と言うので、出来合いのものもたまに買いますが味の濃いものが多くてそこが私の口に合わないのと、シンプルな料理でも出来立ての方が美味しい!と思うので多少無理してでも頑張って作っているのです。

そんな、食べること自体にあまり重きを置いていない旦那の好きなものは、トンカツ・エビフライ・生姜焼き・餃子です。以前、一緒に仕事をした営業さんが「トンカツ好きなんだけどさー、揚げ物は台所が汚れるからってウチのカミさん作ってくれないんだよねー」と言っていました。旦那の妹も「揚げ物は台所が汚れるし面倒だからしないんです」と言っていて…揚げ物は買うようにしている!という人もいるようですが、私も使用後の油の処理は工夫がいるけれどもそれほど揚げ物を手間だとは思っておらず、台所の汚れも気にするほどではなく…それよりも!揚げ物は、揚げて時間が経つと美味しくない!揚げたてじゃないと美味しくない!と思うので作っています。衣のパン粉をフードプロセッサーで細かくして使うので、出来合いのものよりも衣が薄くカラッと出来るのです。旦那は「トンカツとエビフライと生姜焼きと餃子なら毎日食べてもいいよ」と言ってきますが、それじゃあ私が飽きてしまいます。栄養のバランスを考えるといつも献立に苦しむのですが、我が家ではいよいよ献立が浮かばないときは、困った時の生姜焼き!なのです。豚肉は栄養バランスも良いし!簡単にできるので私も楽だし!で、豚肉(と鶏肉)は常に我が家の冷凍庫に保存してあります。そこに、息子の好きなドリアやスパゲティー・唐揚げ・ハンバーグ・カレーを作れば、まるでファミレスのメニューのような献立ばかりでやはり栄養のバランスが気になる私は、小鉢やみそ汁で必死にフォロー食を足しています。

じゃあ、私は?というと、好き嫌いはなく季節の物をシンプルに食べられればいいかな、というところ。友人と外食するときはアジアンにしたい ♪ くらいの程よい辛い物好きですが、息子と旦那が全く辛いのがダメで、息子はカレーですら甘口好きですから家では辛い料理は作れません。豚肉のキムチ炒めとか、これからの季節ならキムチ鍋とか食べたいけど、息子と旦那が食べられない物を作っても仕方がないので、キムチだけ後乗せで食べたりします。家族で食の好みが合わないと食事作りはつまらなく大変なものになりますが、私もまた食べることにそこまでの情熱がないので、献立は旦那と息子に譲っています。

このように食べることに情熱の薄い我が家は、家族3人でわざわざ外食に行く!ということがありません。外食にわざわざをつけるくらい、食べることを目的に外出するのが面倒なのです。家にあるもので簡単に済ませるか、いよいよ食材がなければ、せいぜい(息子の好きな)ピザを取るか、で、3人とも家から出たくないのです。出不精!でもありますが、逆に言うと、家で食べるほうが落ち着くのです。(でもそれも、私が作る負担が増えている原因でもあるんですけどね)

あるとき息子が、うちは家族みんなで外食に行くことが全くない、と友達に言ったらみんなに驚かれた!と言っていました。私が子供の頃、帰ってきた父に母が「今日は買い物してないから外に食べに行こう」と言い、外食することになったとき「わーい!何食べようか?」と弟と2人で大喜びしていたことを思い出すと、ちょっと息子に申し訳ないような気もします。

だけど、今思えば何がそんなに嬉しかったんだろう?…外食!に限らず、家族揃ってのお出かけは何であっても無条件にわくわくして嬉しかった子供心だったのでしょうか。ああでも、私が子供の頃は家でグラタンなど作ってもらえなかったので、外食と言えばグラタンが食べられる!と、行先はファミレスにして!といつもお願いしていたのを思い出しました。だけど、そこはB型の我が父「ファミレスはこの前も行ったから、今日は〇〇」と父の行きたい和食やラーメン屋、ときに焼き肉とかで、和食の時は弟とかなり文句を言いながらついていっていました。だけど…よく思い返すと、そこに母の希望は1度もなかったなぁ…。確かに、好き嫌いのない母でしたから何でも良かったのかもしれませんが…A型の母は、主張の強いB型の父とAB型の2人の子供たちに譲っていたんですね。。。

あれ?私の血液型、バレちゃいましたね?

でも、食に関する血液型別の興味深い記事を見つけたので、この続きはまた今度***