羊雲

羊 雲

✥ 復路の羊のふんわりノート ✥

五十肩とコロナワクチン接種 その3

f:id:white-ivy:20200225142710p:plain 十肩になって、早9カ月が経ちました。

その後、どこまで回復したのかというと…

前方向には、かなり腕が上がるようになったので、電車のつり革に余裕を持ってつかまることができるようになりました!

スカートの後ろのホックも、なんとかとめられるようになりました!

しかし、横方向には垂直より上に上がりません。無理に上げようとしても二の腕に筋肉痛のような痛みが出てそれ以上動かせません。…これ、出来ないとだめなの?とも思うのですが、上着に袖を通すとき抜くときの動きがぎこちなく、とてもやりにくいので、この動作に関係している筋肉がまだ戻ってないからなのかな~?と思います。

今、日常生活で一番困るのは、職場にあるクリクラのボトルをセットできないことです。

クリクラのボトルは12リットルも水が入っているのでとても重いのです。それでも健常な時はセットすることが出来たのですが、今は持つことは出来ても、それを上に上げてセットすることができません。なので、自分が使っている途中で無くなったら、男性社員に頼まなくてはならず…それが若干煩わしいのです。

他には、全方向において少し先にあるものに左手が届かないのが少し不便なくらいです。

リハビリには、9月10月と2か月ほど通いました。その頃は、髪を洗ったり乾かしたり結んだりの動作が大変で、物に手が届かない、腕が広がらないので横幅のあるものが持てないなど、日常生活に支障を感じリハビリに通いました。その結果、それらのほぼ出来ない…が、かなり出来る!に変わり、効果を得ることができました。週2~3回の通院で、理学療法士の先生に自分ではできないところの筋肉をほぐしてもらい、家では隙間時間に指導されたストレッチを地道にやっていました。健常時に比べるとまだまだですが、ほぼ動かせない…が、ここまで動かせるようになった!という一つ一つに感激し、一つの動作にいかにいくつもの筋肉が連動しているのかが分かりました。今まで何も考えずにやっていた動作が急にできなくなり、そのもろさに恐怖を感じたのですが、今まで健常であったことに感謝の気持ちが湧き、人体の筋肉の複雑さに驚きました!

私の場合は、二の腕と肩甲骨の周りの筋肉がまだ回復していないからそれらの動作ができないようなのですが、肩甲骨周りという、触っても骨しかないようなこんな薄いところにもちゃんと大事な筋肉がついているんだなあ…と。

ちょっとギョッとしますが、肩甲骨の筋肉はこれです⇩

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リハビリを終了するとき、その後、家で続けると良いと教えられたストレッチは日々の忙しさにほとんど続けることなく日が経ってしまいましたが、この頃よりも回復しているのは、日常動作がリハビリになっているんだろうと思います。

それまで、言葉だけは知っていた五十肩

四十肩・五十肩、というその安易な呼び方から、その年代で発症する肩が上がらなくなるような症状?程度に思っていました。

しかし、実際に五十肩になってみると、私の場合は、痛いのは肩ではなく腕だったのです。そう訴える人も結構いるようです。最初の2か月間は、二の腕やひじより下の筋肉が痛くなり、腕全体や手指にシビレも感じましたが、肩は痛くないのです。それに…肩が上がらない、と言いますが、腕を下げた状態で肩の上げ下げはできます。正確には腕が真上まで上がらないですから、もう、五十と呼び名を変えたほうがしっくりきます!

毎年、秋が深まり寒くなり始める頃に肩こりが酷くなることはあっても、慢性的な肩こり持ちではなかったので、五十肩など自分には無縁であろうと思っていました。

それがまさか、夜間痛という夜眠れないほどの激痛を伴う病気になるなんて…全く思いもよりませんでした。

それまで意識することはありませんでしたが、仰向けになるとひじが肩の位置より下がるのです。これにより五十肩の神経を刺激するようで、飛び起きてしまうほどの激痛が出るのです!下図のようにひじが下がらないよう下にクッションを敷き、お腹の上にもクッションを抱いて腕の骨が身体と平行になるようにすると痛みが和らぐのです。

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横向きになるときは、クッションをひじの下に挟み、お腹の前に抱えます。

夜間痛は9月頃の3週間程度でしたが、この対処法を見つけるまではほとんど眠れず、尋常じゃないビリビリする痛みに怖くなって涙が出ました。酷い時はこれをしても痛みがあり眠れなかったのですが、そのうち睡魔に襲われ寝入ると体制が崩れて激痛で目が覚めるという、本当に辛い体験でした。

なぜそんなことになったのか?よーく思い返してみました。

思い返せば五十肩を発症した去年の6月は、私にとって数年ぶりの最悪月でした。

よく調べると、それもそのはず、去年は12年に1度の最凶年=0地点で、運気として6月はそのどん底だったのです。

掛け持ちしていた5年務めた派遣先の仕事を辞めることにしたのもこの時でした。

3年前に変わった上司によるパワハラに耐えられなくなったのです。

交代勤務の同僚も同じような辛い思いをしていたので、ずっと励まし合い頑張ってきただけに、彼女を1人残して辞めてしまうのは大変心苦しかったのですが。私の心がこれ以上頑張ることができなくなりました。しかし、しばらくして新しい方が決まり、その方は以前一緒に仕事をしたことがある明るく元気な方なので、今は少し安心しています。

五十肩になったのは、まさかその時の強いストレスが原因?とも考えましたが…腑に落ちず、その時丁度異動になったもう一つの派遣先の仕事場が原因だ!と気が付きました!!

住宅販売現地で営業補佐の仕事をしているので、マンションギャラリーなどが勤務地になりますが、物件が完売すると勤務地も変わります。その時に丁度販売開始となった勤務地で冷房が左半身に直撃する席になったからだ!と。

初日から左半身がすごく冷えて、最初は特にふくらはぎが冷えて翌朝歩くのが大変になるほど足がつったので、足のつりに効く漢方薬を買ってしばらく飲んでいました。あわててひざ掛けを持参し下半身はカバーしたのですが…そちらにばかり気を取られ上着を持っていくのを忘れているうちに、左肩とひじがキンキンに冷えていきました。それで血流が悪くなり筋肉が固くなっていたのでしょう。帰りの電車の中で左肩にかけたバッグから左手で物を取ろうと腕を後ろに引いたら…左腕にビビッとこれまでにない激痛が走り炎症を起こしたのだ!と思い当たりました!!

肩回りから腕に続く筋肉は連携していますから、一か所が損傷すると他の筋肉に負荷がかかるのでしょう、ビビっとする激痛は徐々に場所を変えて数回起こりました。激痛は数十秒で治まりその後痛みはないのですが、一ヶ月くらいで全方向の可動域がぐっと狭くなっていました。

友人は、飛行機に乗っていて降りる時に上から荷物を取ろうとしてビビッとなったのがキッカケだと言っていました。

職場の先輩は、ほぼ治った頃に反対の肩がなってしまい長いこと苦しんだと言っていました。

夜間痛が始まる前にリハビリを始めていれば良かったのか?

「一年経ったら治る」と言われる五十肩ですが…、あと3ヵ月で本当に元通りになるのかしら?

その続きは、また後日。。。

 

の前に、来月、早くも回目のコロナワクチン接種を受けることにしました。今回も職域接種なので、モデルナです。本当は2回目接種の時にこれまでにない高熱が出て副反応があまりにも強すぎたので、3回目の副反応が怖いのですが…。テレワークできない職種なので、少しでも諸々のリスクを回避するために受けることにしました。

今回も高熱が出る可能性が高いでしょうから、今度こそ!寝る前にちゃんと解熱剤を飲むぞ!!