羊雲

羊 雲

✥ 復路の羊のふんわりノート ✥

File40*右眼●ー*黄斑前(上)膜・回想録【2】どこで手術する?*

ー*同じ黄斑前膜を患ったハルさんと共にFile1*術後1年3ヵ月】以前を振り返ります。初めての方は、先に ABOUT をご覧ください。*ー

f:id:white-ivy:20200317205656p:plain 記事より放置する事約カ月…。かつてこんなに間隔が空いたことはありませんでした。アクセス数を見ると、日によって偏りはあるものの私にとっては多くの方が以前と変わらず根気よく訪問くださっていらっしゃることが分かり、数でしか分かりませんが、回想録の続きを待っていらっしゃるのだとしたら…お待たせしてごめんなさい。

急事態宣言』が解除されてからは、派遣切りされることもなく住宅販売補助の仕事は通常勤務に戻りました。これが…住宅購入などさして急がないのでは?と思えるのですが、現地は思いのほか来場があり忙しいのです。もう一つの不動産事務の仕事は時差出勤しながらも、正社員の半分テレワークに合わせてまだ半分は自宅待機です。自宅待機と言っても有給扱いで、この4月に『同一労働同一賃金』が適用開始されたので、長い間派遣にしては激安だった時給がこの非常事態でも幾分アップしたのは然り、待遇も守られるようになったのかもしれません。派遣元が頑張って交渉してくれたようですが、子会社であるグループ派遣会社なので有利なのかもしれません。いずれにせよ、私にとっては働き方改革の効果です。

そして旦那はテレワーク継続中、息子もオンライン授業で家族はずーっと家にいるので、自分の部屋がない私は自分一人の時間が無くなり、こうしてブログに向き合う時間がなくなっていたのです。

それに何より、マスクが品薄になった時に自作した『さらし』のマスクが身内に好評だったので、ハンドメイドサイトに出品したらこちらでも好評で、材料を買い足し要望されるままにサイズや種類を増やすなど、休日はミシンに向かいマスクばっかり作っていました。そこでしっかり役に立ったのが、去年、旦那のメガネ買い替えについて行った店で、フレームに一目惚れして作った近々用のメガネ!

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(これに関しては、メガネが増えていくキッカケにもなり、その後ズルズルと諸々ありましたが…。詳しくは以下の過去記事でどうぞ。)

hitsujigumo.hatenablog.jp

 モノビジョンの私の眼に合わせ左右のレンズ度数をうまく調整してもらい、PC用のメガネより近くにピントを合わせています。PC用メガネのようにブルーライトカットも入っていないので、明るい分小さな縫い目も良く見えます。今までは爪を切ったり、マニキュアを塗るときにしか使っていませんでしたが、こうしてメガネを使い分ければ、黄斑前膜の術後でもモノビジョンでもちゃんとお裁縫も出来るんです☆彡元々お裁縫は好きなので、楽しく作っては発送 ♪ を繰り返していましたが、それもようやく材料が少なくなってきて一段落し、夏休みに入ったところで、久々にブログを開いた次第です。

白内障手術をする前のこと。ブログにも書いていますが、普段は近視用のメガネをかけていた以前の職場の上司がパソコン距離用と手元用のメガネをかけ替えかけ替え仕事をしていて、たまにそのまま近くが見えるメガネをかけて外出しては「この眼鏡では外を歩けない」と時々戻ってきていたのを苦笑いで迎えながら、その頃は、大変だなあ…と他人事に思っていたのを思い出しました。…でも今は、見たいものがちゃんと見えるならメガネを使い分けることなど大したことではない!と思うようになりました。hahaha。)

、夏休み…だけれど実家山口に帰省はしていません。依然として全国的にコロナ感染拡大中の今はまだ高齢の両親には会えません。会えないと思うと会いたくなってくる気持ちを我慢して、両親とはちょこちょことラインで様子を伝え合っています。私が去年の夏にようやくスマホに切り替えたのをきっかけにラインを教えたら、メールよりも会話のやり取りの履歴が分かりやすいからラインの方がいい!と、父81才&母77才は高齢ながらもなんとか使いこなしています ♪

しかし、コロナ対策で外出を控える期間が長くなり家にばっかりいるとコロナボケするのでは?と心配して電話してみると、高齢者当人は危機感が違うようで「マスクは飛沫によって感染させない効果は高いけど、予防としての効果は低い」などと連日TVで流れる情報がしっかり頭に入っている様子。感染者数の少ない田舎は対岸の火事感覚かと思いきや、みんな意識がとても高く、3密を避けるなど真面目に守っているのだとか。平和ボケの反対効果とでも言いましょうか、緊張感により逆にシャキッと生活している様子にちょっと驚き、安心したのです。

一方、通勤電車に乗ってもスーパーに行っても日常生活の場でさえ、どこに行っても人が多いのである程度の密は避けられない関東に住む私は、会食には行かない、マスクをしていない人とは距離を置く、こまめに手洗い、などに気を付けて生活するしかありません。

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⇑ これは、岩手県九戸村特産の鶏肉をPRするキャラクター「キングオブチキン」が新型コロナウイルス感染症対策を呼び掛けるポスターです。以前話題になっていたのですが、卵40個分って…あまりにシュールで気に入ってしまいました。岩手県は長い間感染者”0”でしたから、このくらいの余裕を見せられると心強いですよね!

まだ、私の身近には感染者は出ていないのですが、先月実家の友達数人とオンライン飲み会をして、その時はとても楽しかったのですが、その後そのうちの一人がコロナ感染の危機に直面したのです。全国ニュースにもなった逮捕された後にコロナ感染者だったことが分かった迷惑系ユーチューバーが山口にも来ていた時に、飲食店で近くに座っていた宇部の女性が感染したのですが、その女性が私の友人の勤める病院の職員だったので病院関係者は全員PCR検査をしたのだそうです。全員陰性だったので一安心でしたが、彼女は内科医で同居する旦那様もお医者様、娘は看護師に息子は医大生と医療従事者一家で同居する両親は勿論高齢だし、もしも陽性だったらその波紋は大きかったでしょうから、結果が出るまで本当に心配だったと。。。

…病院といえば、1月末に定期検診に行ったきり、術後4年!になろうかという今はもうOCTに変化も無くなったので…コロナリスクを少しでも回避するために通院はやめています。だけど、医療従事者の方々は日々本当に大変であろうと、頭が下がる思いです。眼科も、きっと大変。…鄭先生、お元気にしていらっしゃるかしら?…と久々に医院のHPを見てみたら、大高先生が(さすが有名人!?アメーバで)ブログを始めていらしたり、コロナに関して諸々発信していらしたものが面白かったので、以下3つピックアップしてこちらでも紹介します ♪

新型コロナ 誰もが喜ぶ方法+やらかしたドクターの名誉回復方法の提案 | 眼科医大高功のブログ

「目からも感染する」って本当?眼科医が考える新型コロナウイルス対策 [目の病気] All About

新型コロナ COVID19 マスクの真実 横浜相鉄ビル眼科医院

大高先生の文章は…(いえ…大高先生が!なのかもしれませんが)…なんでしょう?私には魅力いっぱいでやはり面白おかしくて笑ってしまい、そして元気になれるのです♡

さあ、そんなこんなの近況報告もこの辺にして、回想録【2】に入りましょう!

(ほぼかつて体験談として寄せたものですし、既に結論の出ているタイトルですが…。)

 

 ー*右眼●ー*黄斑前(上)膜・回想録【2】どこで手術する?*-

 一気に手術に踏み切る気持ちにはなったけれど、さて、どこで手術しよう?診断を受けて2,3回通院したきりの近所の眼科でも手術はできるようだったけれど、どうしても気持ちが向かず、どこか別に、安心して手術を任せられる病院はないか?ネットで必死に探しました。

そうして、心惹かれたのが 横浜相鉄ビル眼科 のHPだったのです。

…正直、初めて医院のHPを見た時は、あまりに今どきでない様相に驚き「今もやってる病院かしら?」と思ってしまいました。(大高院長、ごめんなさい…。自ら作られた力作ですのに。)しかし、どの他の病院のHPよりも大量の文章を読み進めていくうちに、病気のことが分かりやすく説明してあり、YouTubeでの実際の患者さんのカルテの公開やお礼メールの公開、よくある質問などその内容の充実さもさることながら、私は院長・大高先生の独特の文調の虜になってしまいました!黄斑前膜の手術を決意したものの、難しいと言われている故にその不安と恐怖から泣きたい気持ちでいっぱいだったのに、読めば読むほど大高先生の文章に癒され、時に声をあげて笑ってしまい…気持ちが軽く前向きになっていったのです。。。

そして、何よりも肝心な技術については、黄斑前膜のページだけでなく、鄭先生が担当されている<網膜、硝子体、黄斑部>の他の病気の部分を読むと、黄斑前膜よりも重篤な眼病の手術や治療をされていることが分かり、鄭先生に対する信頼の気持ちも増していきました。そして、大高先生がスーパードクターとしてTVに出られたり雑誌や新聞で称えられたのは何年も前のことなのに、現在も連日大勢の患者さんがいらっしゃるのは間違いない医療をされている何よりの証拠であろうと判断しました。そのスーパードクターが太鼓判を押す鄭先生なら、きっと安心して手術をお任せできるに違いないと思ったのです。

こうして、ようやく、自覚症状が出てから9カ月後、手術を希望している旨の初めての相談メールを鄭先生にお送りしました。相談メールというより、ご挨拶メールという内容でしたが「…承知いたしました。こちらこそよろしくお願いします。」という鄭先生からのお返事に、今までずっと一人でさまよっていたけれど、やっと受け止めてもらえたような安心感を得ることができました。そして、初めて横浜相鉄ビル眼科に診察に行ったのです。。。

(「え!回想録もう終わり?」…はい、回想録よりも近況報告の方が長くてごめんなさい。続きはまた次回。。。)

横浜相鉄ビル眼科医院 (横浜駅西口、神奈川県横浜市西区)

ー*執刀主治医:鄭(てい)先生*-

(注:鄭先生には、ブログ掲載の承諾を得ています)