羊雲

復路の羊のふんわりノート

File22*黄斑前(上)膜・術後に発症した白内障の術後*3カ月検診

*右眼・黄斑前(上)膜の手術後、1年9カ月(51才)で白内障手術をした私の場合*-

横浜相鉄ビル眼科医院 (横浜駅西口、神奈川県横浜市西区)

 ー*執刀主治医:鄭(てい)先生*-

 本当は、9月末で白内障の術後3カ月だったのですが、休みが取れず、10月に入りやっと検診に行ってきました。

結論から言うと、数値上、検診結果上は変わりなしです。

でも、私の感覚上は、益々見え方が安定してきている=この見え方に慣れてきています ♪

ただ、時々、鈍痛がするので、それを鄭先生に伝えたら「よく言うー古傷が痛むーというようなことだと思いますので、その時は眼を休ませて下さい」と言われました。

 その鈍痛は、眼をよく使った後、とか決まった条件の時に起こるわけではなく、朝起きて間もなくの時もあるし、仕事中に廊下を歩いている時もあるしで、バラバラに来るのです。疲れ目用の目薬を点すと、とても気持ちよく治るので、それで対処していましたが…そうか!眼を休ませる、少しの間でも眼を閉じて休ませてあげる、というそんなシンプルなこと、灯台下暗しのように忘れていました。3回も手術をした右眼なんだから、もっと優しくしてあげないといけないな、と思いました。痛みを感じるということは、少なくとも身体が訴えているんだから、まずは休ませて労わってあげなくては!

ここで、眼以外の手術をしたことのない私は、早速、古傷が痛む?と調べてみたら…

気圧の低下を内耳でキャッチすると、交感神経の働きが活発化し、血管の収縮が起こる。すると古傷やまわりの痛覚神経が高ぶり、痛みが生じる。同時に内耳の反応によってリンパ液に波が起き、身体を動かしたかのような間違った情報が脳に送られ、さらに交感神経を刺激してしまう。

長かった酷暑から、このところの急に寒いくらいの涼秋。台風もいくつも来たし…そんな不安定な天候も関係してるのかも。そういえば、こうしてじっとパソコンに向かってると眼が疲れそうなのにその時よりも、動いている時、例えば駅まで歩く間とかの方が痛みを感じることが多い気がする。身体って、複雑なのね。。。

そして、そして、先頃アプリコットさんの卒院を拍手で送りだした私は、…もしかして私ももう通院終了?と、独り立ちする心の準備も出来ていないままにいきなり巣立ちの時がきたのではないかとドキドキしながら診察を受けたのですが、白内障の術後半年までは月1回の通院を勧められました。その後も間隔を空けながら、2年経過後も眼内手術をした患者には半年ごとの検診を勧めているとのこと。黄斑前膜は術後2年経ったけれど、白内障の術後はまだ3カ月で点眼薬が終了したばかりですから、まだまだ巣の中で口を大きく開けるツバメのひなのような気持ちだった私はホッとしたのでした。。。

しかし、人生100年だとしたら、まだ折り返したばかり、復路に入ったばかりなのに、見るというほんの3年前(48才)までは当たり前にできていたことに、こんなに左右されることになるなんて、それまで大きな病気をしたことのなかった、花粉症も他特段のアレルギーもなく、お通じもよい、頭痛持ちでもなく、たまに肩が凝るくらいの、会社の健康診断では内臓系はオールAの私には、初めての試練でした。

私は43才で長年のコンタクトレンズ生活に終止符を打ち、レーシック(近視矯正手術)をしたので、裸眼で遠近バッチリ見える(小学生以来の)快適な生活 ♪ となったのですが、それもわずか5年間で、黄斑前膜という突然の試練とともに老眼が始まっていきました。黄斑前膜も経年劣化から来る病気なのでしょうが、鄭先生の印象としては(重篤な患者が多く来る病院だからか)結構な患者数が診受けられるとのこと。そういえば先日、黄斑前膜の友ヨナと久々に連絡を取ったのですが、その後も変わらないらしく、家を出て大学進学した長男のところに時々行ったりで忙しくも元気そうでした。私のように自覚後数か月で視界が明らかに悪化する者もいれば、ヨナのようになかなか進行しない人もいる。でもどちらにしても、だれもがなる老眼や白内障の進行によって、見え方の異変にだんだんと気付きにくくなるので、数値や画像で明らかになる定期検診は大事だと思います。

それにしても、老眼という見えにくさも、白髪やシワのように「ほら、見て!」と見せることができれば簡単なんだろうけど、その見えにくさは傍からは分からないところが、やっかいな上に、近視で眼鏡をかけている人、近視でコンタクトを使っている人、視力が良く裸眼で過ごしている人、そして私のようにレーシック→黄斑前膜→白内障と3度も手術をしたモノビジョンな人、とそもそものベースが違うのだから、老眼による不具合の出方の詳細や対策の取り方も違ってくるし、そこに個人差が絡んでくれば、共感したりされたりも微妙で、視界の不具合というのは本当に孤独だなあと思う。

黄斑前膜の手術後の頃、50才という節目で高校の大々的な同窓会の幹事学年になり、その準備で何度も同級生と集まったのですが、「俺なんて40過ぎから老眼始まってるよ~」と言ってた(元)男子よりも誰よりも、資料が見えなくて、常に私はその頃老眼鏡をかけていた。その頃は、自分で書いてきたメモも老眼鏡をかけないと読めなくて、「え?!自分で書いたものも見えないの?」と驚かれて、逆に、みんなは老眼が始まってると言っても、自分で書いたものは老眼鏡をかけなくても見えるんだ!と自分との違いが分かったりした。後にそれは黄斑前膜の術後回復の途中(術後半年ごろ)だったからだと分るのですが、その時は老眼鏡をかけると見えたので、これは老眼なの?同級生の誰よりも酷い老眼になってきてるってこと?でも度数+1.5の軽めの老眼鏡で十分見えるんだけど?48才で黄斑前膜になるまではあんなに近くも見えていたのに?それとも黄斑前膜のせい??と、視界という自分にしか分からない孤独な世界で不安になっていました。

あの頃に比べ、今は白内障の手術もしたお陰で、自分で書く文字は勿論、老眼鏡なしでもいろんなものがほぼ見えるようになって本当に良かった!と思う。

白内障の手術前、やはり高校の同級生と食事をしたときのこと。近視のためコンタクトをしている友人達が、老眼で見えないからコンタクトの上から老眼鏡をかけてるのよ~!とか、ゴルフをするとき今までのコンタクトでは手元のスコアが見えないから弱めの度数のコンタクトに変えてるの~!とか、それぞれの苦労と工夫の話を聞いて、眼の事で苦労していたのは私だけではないんだ!と孤独から解放されたのに、白内障の手術をする話をしたら「え~!?白内障?!」と気の毒がられ…、やはりどうしても白内障はお年寄りの病気という世間のイメージが強いからか、非常に驚かれてしまいました。

 まあ、私の場合は硝子体手術(=黄斑前膜の手術)をしたことによって発症した核白内障だったから、進行が早く、こんなに早く手術することになったのですが、いざ御年51才で白内障手術をしてみて思うことは、早目の手術も悪くない ♪

どころか、あらゆる色彩が(健常なはずの左眼よりも明らかに!)綺麗に見えるようになったことは、むしろ早目に手術して良かった ♫ と思っています。だって、~20才の人の水晶体と同じくらいクリア~になったんですよ!そんなに若返るなんて…これ、術後患者に『白内障の手術をして良かったことは?』とアンケートを取ったら、絶対に理由の上位に入ると思う!!

自分の肌色まで綺麗に見えるようになるんですから、女性なら絶対嬉しいと思います。爪や歯茎の色はピンクに、歯も白く見えるので気持ちが上がります!…高齢の女性のお化粧がだんだん濃くなるのは、水晶体の濁りで自分の顔色もくすんで見えてくるからじゃないかしら?と思い、今、お化粧をするときは左眼をつむって右眼で色を確かめています。

そう!今、正確なを見たいときは、眼で!正確なを見たいときは、眼で!

と、使い分けているのです。なんだか、ややこしいガチャ目?のようですが、見えなかった頃があったからこそ、あの頃と比べると、モノビジョンで遠近そこそこ見えるようになった今に御の字なのです☆彡

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