ー*右眼・黄斑前(上)膜の手術後、1年9カ月(51才)で白内障手術をしたモノビジョンの私の場合*-(黄斑前膜の術後*2年)
長い間、黄斑前膜の術後を励まし合ってきた、同士~*アプリコットさん*~がブログを終結されました。削除はなさらず、コメントの受付だけ止められて、同じように黄斑前膜で迷える方々のために、そのままの形で残して下さいました。
⇩ ここには、私がこのブログを立ち上げる前の術後経過もコメントの形で残っていますから、私にとっても大切なー術後記録ーです。
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…だったのに、yahoo!ブログサービス終了とともに、アプリコットさんのブログも消えてしまいました。。。悲しい。寂しい。(2020.2.18追記)
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本当に寂しいけれど、それはアプリコットさんに黄斑前膜の術後の症状に囚われない時期が来たのであろう…と、今の見え方と共にご自身の日常を楽しむことに忙しくなられたのであろう…と、私にはアプリコットさんがー羽ばたいてーいったように感じました。。。
アプリコットさんが、最初からおっしゃっていた~日にち薬~がその羽を軽やかにする日が来たのだと。。。
思い返すこと… 今からちょうど2年前、横浜相鉄ビル眼科で、右眼・黄斑前(上)膜の手術をした私は、術後間もなくして医院・HP内のBBSでアプリコットさんの書き込みを見つけました ⇩
黄斑前(上)膜の術後すぐ(といっても数か月)は、網膜がどんどん戻っていくので、その見え方の変化に脳が追い付かず、精神的にもかなり混乱します。
私の場合(更年期症状も重なったためか、術後2~3カ月頃が一番精神不安定でしたが)術後すぐは、手術が無事終わった安堵の喜びとこれから網膜が最大限に戻るべく努力をする気持ちいっぱいに気合いの入った時だったので、むしろアプリコットさんが術後すぐこんなに不安になっていらっしゃったことに驚きました。
黄斑前膜の術後は、簡単に言えば、霞はどんどん無くなっていきますが、視界の中心部分だけが歪んで大きく見えたり、二重に見えたりする状態が続きます。でもそれは、見る物の大きさや距離、周りの明るさによって変わるので、その不具合さを「こんな風に見えにくいの!」と他人に見せることもできず、伝えにくいため、一人で悶々と耐えることになりがちだと思います。
だからこそ、こうして同じ病気の者同士で交信できたことは、気持ちが楽になり、励まされ前向きになることが出来ました。アプリコットさんの発信があったのとなかったのとでは、術後の回復が全然違ったと思うのです。本当に助けられました。。。それでも、術後不安定になるときもありましたが、レジリエンス!は、鍛えられて強くなる!!のだと分かりました。
それにしても、2年…。いつの間にか、そんなに時が経ってしまった。かつて、鄭先生に「視界が安定するまで2~3年の時を要します」と助言された時、2年が遠~い先のことのように感じたのですが…、今は、その2年がもう来てしまった!
検診の度に気になっていた、OCTの数値や網膜の断層写真が、いつからか少しずつ変化が無くなり、それがつまりは視界の安定となり、日にち薬の効果らしく、いつの間にやら我が視界として受け入れていくようになりました。
術前、また術後すぐ、網膜はどこまで戻ってくれるのか?元通りにならない網膜って、どんな視界なのか?日常生活は?仕事もできるの?と、未知なる疑問と不安でいっぱいでしたが、術後2年経ってみて分かったことは、アプリコットさんもおっしゃっていますが、眼鏡や見方を工夫すれば何とかなる!ので、私は病気になる前とほぼ同じ生活を送っています ♪
私の場合、結局(51才の若さで?)白内障の手術をしましたが、それも何をそんなに悲観していたのか?と思うほど、全ての色が明るくきれいに見え、色が白いは七難隠す!を実感しています☆ミ 逆に左眼のセピア色に見える視界が気になり、老眼も始まっているんだし、こっちも鄭先生がお元気なうちに手術したくなってくるほど。その差はブルーライトカットレンズの薄黄色があるのと無いほどの違いで明らかです。左眼も明るく見えるようになれば、少しくらい暗いところでももっと字が見やすくなるのでは?と思い、左眼の白内障の手術はいつするのが適頃だろう?と考えてしまいます。
右眼も焦点66㎝で縦長に大きく見えることで、先日、面白い事に気が付きました。職場の先輩女性と向かい合ってランチを食べながらおしゃべりをしていた時のこと。普通に目を見て話していて、あれ?この人こんなに目がパッチリしていたかしら?と思うほど、以前よりかわいく見えるのです。そう、テーブルを挟んで向かい合うその距離が66㎝よりちょっと先で、縦長に大きく見える効果発揮で、お目々パッチリだったのです。面白いでしょ?不細工に見えるよりかわいく見える方が絶対にいい!ですからね^^
アプリコットさんと私は手術までの期間も、術後の網膜の形も、左右眼の焦点の位置も違うので、二重に見えたり大きく見えたりする箇所も違いますが、それにあった見方のコツをつかんだり、眼鏡や見方を工夫したりすることで、乗り越えていっていますから、大丈夫♡と、黄斑前膜と分かったときにお先真っ暗のごとく大泣きしたあの頃の私に、教えてあげたいくらいです ♪
そして、最後に…
アプリコットさんの発信のお陰で、私はより良い術後の回復ができたと思っています!
アプリコットさん、楽しかったです ♪ ありがとうございました!そして、お元気で☆彡
(あ、私はまだ、来月頭に白内障の術後3カ月検診に行きますが…。)
ー*執刀主治医:鄭(てい)先生*-
(注:鄭先生には、ブログ掲載の承諾を得ています)